幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

幅員5.5m未満をゆく

記事の検索  | 最近のコメント  | この記事のコメント 
記事の一覧  | カテゴリー  | 月別アーカイブ  | 過去記事一覧 |  

ステム用ボルト交換

TIOGA CUBE というステムを使っています。突き出しが極限まで詰められたデザインで、内部でハンドルとコラムが接触するくらい。固定方法は同軸の穴にネジが切られており、両側からそれぞれハンドルとステムを固定しています。リカンベントで走行中(特に新た…

ラグレス フィレット仕上げ

クロモリ等のスチールフレームはラグ付きとラグレスがあり、更にラグレスにはフィレット仕上げというものがあります。これはチューブをロウ付けやTIG溶接で接合した後に、ロウを盛ってヤスリを掛けて綺麗な曲面に仕上げることです。ケルビムが気合を入れて製…

タイヤ周りの あれこれ

チューブレスレディ(液体のシーラント入り)が人気ですが僕はあまり気乗りしていません。タイヤの中に液体を入れることがどうしても引っかかるんです。これをみてしまうとねぇ… でも乗り心地が良くなるというのは皆さん共通の評価なので興味はあります。そ…

タイヤの接地面

リカンベントのタイヤの接地面がどうなっているか視覚化してみました。体重が同じくらいの次男を乗せ、タイヤが床と接地している縁へ紙を差し込みます。タイヤはグランボア シプレ 650x32B エクストラレジェ。 [空気圧]:[接地長さ] × [接地幅]前 3.4気圧:1…

リカンベントフレーム製作の備忘録

2019年7月 ケルビムの門を叩く 二回目の打合せ 重量予測 2019年10月 製作開始 材料がそろって実際の製作がスタートしました。 メインチューブが曲がった! メインフレーム完成 あと一歩 試走段階まで完成するも、BB位置が低い 2022年10月 試走1回目 改修 重…

タイヤ幅30C

ロードレースシーズンが始まっています。インドアサイクリストの息子は J SPORTS で夜中の実況を見るのに、仕事から帰って夕方からひと眠りします。先日「昨日のレースはみんな30Cを履いてた」とのこと。ついに30Cが当たり前になったのか! と思ったら、ダー…

ショートフェンダー

泥除け(マッドガード)、フェンダー。CHERUBIMリカンベントでは一般的なものよりもかなり短くデザインしました。これは軽快な感じを出したかったのと、空力特性(エアロダイナミクス)を考えてのことです。 フェンダーは自転車美を語る上で一番取り上げられ…

CHERUBIMリカンベント完成

昨日の夕方にケルビムの担当者からメールが届き、製作を依頼していたリカンベントフレームが完成したとの連絡を受けました!4年半前に製作の相談をしにケルビムを伺ってから、様々な課題をクリアして完成に至りました。長い期間でしたがとても楽しかったです…

転機

僕は個人事業主として仕事をしていますが、ある会社(仮にA社)で居候する形でやってきました。大きな会社からは個人へ仕事を出すことができないため、A社を通すことで仕事をもらっているんです。もちろんマージンは取られます(世の中の仕組みです)。その…

新しい愛車と装備品へ思いを巡らせる

自分の愛車は格好よくありたいですよね。趣味として自転車そのものが好きな人はもちろん、走ったり旅に出ることが好きな人も、愛車への思い入れは強いことでしょう。新しく購入する時には想像を膨らませます。それは多くの場合購入するのは自転車だけで、実…

ヘルメットのフィッティング

自分の頭はどんな形なのか、それを知るのはヘルメットを被った時でしょう。僕の頭は後ろの上辺りが扁平なのは触って知っていましたが、どうやら左右斜めに少し歪んでいるようです。ヘルメットのアジャスターを締めてフィットさせて鏡に写すと左へ向いてしま…

新車ラッシュ

新車完成レースの優勝トロフィーは誰が手にするのか!僕のCHERUBIMリカンベントの完成が秒読みであることは既にお伝えしていますが、友達の トリプーさん もカスタムバイク(オートバイ)をオーダー中。ぼうらサン はEQILIBRIUMのチタンロードが完成間近。そ…

痛くなる人と、痛くならない人

「自転車はキライ、だってお尻が痛くなるから」ひと昔前にはよく聞いた意見ですが、最近はあまり聞かなくなりました。自転車のサドルが進化したのでしょうか。それとも人が進化したのでしょうか。いや、我慢しているんでしょうね。長時間サイクリングしてい…

CHERUBIMリカンベント塗装へ!

ケルビム製作担当の廣江さんから「リカンベントフレームの工場内製作が完了しました」と連絡が入りました。この後は塗装の工程へ送られます。塗装もケルビムで行いますが、ある程度のフレームをまとめて作業するようで完成は3月上旬とのことです。最終確認で…

SPDクリートが曲がる原因

綺麗好きな長男は外履き(ジテ通)と内履き(ローラー台)とでシューズを使い分けていますが、外履きのSPDクリートが曲がってしまうとのこと。以前からだったんですが、お気に入りの MAVIC Cyclo Tour を最近メルカリで購入したところ、またクリートが曲がっ…

自転車としての完成度

発進、加速、巡航、上る、下る、曲がる、止まる。更には ゆっくり走る、速く走る。これらは凡そ自転車に求められる機能や要素ですが、全てにおいてリカンベントは前傾自転車に劣っていません。え、ちょっと待って。「上るのは苦手ですよね」という意見があり…

ALFINEグリスアップ

人生の転機というと大げさかもしれませんが、それくらい僕にとってALFINE内装ハブギヤとの出会いは大きなものです。それが2008年ですから16年近くALFINEを使った自転車だけ乗ってきました。友達のホイールへ導入したものやストックを含めると計7個も購入しま…

SHARE THE ROAD

以下の引用は朝日新聞からです。これによって自転車が車に追い抜かれる時のストレスが軽減されるのでしょうか… 警察庁は21日、道路交通法の改正原案をまとめた。車が自転車を追い抜く際、「間隔に応じた安全な速度」で進行する義務を車の運転者に罰則付きで…

リカンベントの印象

「これって、のんびり走るもの? 速く走るもの?」『速く走るものです!』これは先日行った奥多摩の駐車場でのオートバイライダーとの会話です。本当のところは『どちらも対応できるもの』なんですが、イメージを払拭したくて『速く走るもの』と答えてしまい…

komootでルートマップ作成

いつもお世話になっている Ride with GPS の地図(Esri Topo)の日本語地名が無くなってしまいました。ルートマップ作成後に公開した時は既に日本語地名は無くなっていましたが、ルートマップ作成中は日本語地名がある旧来の地図だったんです。Esri社が提供…

異端児からの応援

リカンベントで走っていると時々応援してくれる人がいます。オートバイで抜かして行く時にサムズアップしてくれる男性だったり、車から身を乗り出して手を振ってくれる女性だったり。すれ違う車から「ブブッ」って小さくクラクションで合図してくれたり。共…

太いタイヤの種類

Rene Herse Cycles が起こしたワイドタイヤ革命で「ケーシングが柔らかいタイヤは太くても速く転がる」ことが分かりました。 太いタイヤにも種類があり、速く転がる要素を青、その逆を赤で表してみました。 1.細い繊維で、サイドはゴム無し、トレッドに耐…

ダートは好きですか?

嫌いじゃないけど、ほどよいガタガタにしてね、という感じでしょうか。 僕はサイクリングのルートを考える時、道がダートか舗装かということより、それを含めた周囲の雰囲気の好き嫌いでルートを選んでいます。集落が点在する田舎道が大好き。その過程で道が…

ホイール交換

今回は車ネタです。先月、愛車フォレスターを息子がドライブへ出掛けてぶつけられてしまいました。10対0で相手の保険会社が対応してくれてホイールも交換したというわけです。 ホイールは愛車購入時に直ぐに社外品に交換していましたが、色が濃いグレー(ガ…

前乗りと後乗り

バスの乗降ではありません。乗り物の乗車位置です。僕のリカンベント Cruzbike T50 は前寄りの乗車位置で前後重量配分は4対3(5.7対4.3)くらい。Cruzbike V20はシート角度が寝ている分だけ乗車位置は後ろ寄りですが、前後重量配分は5対5くらいでしょう。前…

上質なアルマイト

アルマイトでも高級パーツと廉価版パーツとでは雲泥の差があります。上質なシルバーアルマイトのパーツを目の前にするとうっとりしてしまいます。黒いパーツを見慣れた人にはここにあるような高級パーツのアルマイトを見たことがないのかもしれません(その…

前傾自転車の限界

先日 オールラウンド について書きましたが、そこでは主に走る場所についてでした。しかし、速度に焦点をあてるとオールラウンドな自転車でも限界が見えてしまいます。速度に幅を持たせようとすると、ポジションの妥協点を見つけることになります。速く走る…

黒パーツもバランス次第

違和感がないどころか格好いい。上の写真は https://www.wheeldan.de/ のカスタムメイドで、黒いパーツをうまくアセンブルしています。しかも周りに溶け込んでいる風に見えます。シルバーで上質なアルマイトのパーツが少なくなった今、オーナー自信による表…

普段着に合うヘルメットなんて無い?

自転車ではない他の趣味では、見れば何をやっている人か分かりますよね。オートバイライダー、レプリカ系か、オフロード系か。野球にもユニフォームがあります。テニスにもあります。ゴルフだって何となくゴルファーだって分かります。ハイカーも分かる。ト…

これこそがツーリングパーツ

長い間自転車を趣味にしてきた人達は、皆さん口をそろえて「ツーリングパーツが無い」と仰います。では かつてはあったのでしょうか。それってレース用に少し手を加えた物だったり、レース用の廉価版だったのでは?今も昔もメーカーはレース用パーツに大きな…