自転車ではない他の趣味では、見れば何をやっている人か分かりますよね。オートバイライダー、レプリカ系か、オフロード系か。野球にもユニフォームがあります。テニスにもあります。ゴルフだって何となくゴルファーだって分かります。ハイカーも分かる。トレランも分かる。
自転車の場合ロードバイク乗りは分かりますよね。ピチピチのジャージとパンツ。ではサイクルツーリストは? やはりニッカーでしょう。でもニッカーは冬限定です。半ズボンになるととたんに何やってる人だか分からなくなります。
そんなんですからサイクルツーリスト(レーサーじゃない)に合うヘルメットなんて無いんです。自転車用と謳われているヘルメットはレース用がほとんど。ロードレース、MTBレース。目指すところが分からなければメーカーだってデザインできませんからね。
でも逆に考えると、他の用途の中から選ぶことは個人のセンスを表現することになります。ヘルメット着用努力義務化で街ゆくシティサイクルさん達もヘルメットを被る人をちらほら見かけるようになりました。レース用ヘルメットを被る人も多いですが、ちょっと気にするママさんはカジュアルなヘルメットだったりします。
日本の風景の中をのんびりサイクリングするのに、どんなタイプのヘルメットが似合うでしょうね。僕は未だにそういう時にはハンチング帽です。少し快走寄りにリカンベントに乗る時はヘルメットを被りますがレース用ではありません。
これ、いいじゃん。
ちなみにこちらは溶接用。