Velo Orange left bank handlebar を購入しました(まだ届いていませんが)。プロムナードと呼ばれているタイプのハンドルです。
リカンベントに使うので、こういう角度になります。
今のハンドルは概ね気に入っていましたが、もう少し低くしたいと常々感じていました。特に上りの勾配がきつくなると手が肩よりも上になってしまい、長く続くと疲れてくるんです。車のハンドルポジションを想像すると分かり易いでしょう。
リカンベントのハンドルは制限が厳しいです。
・膝や太腿に当たらないこと
・腕が縮こまらないこと(前輪駆動の場合は特に重要)
今までのハンドル(上図の灰色)は膝頭がギリギリ当たらない位置でした。新しいハンドル(上図の水色)ではステムを反転し、80mmくらい下げることができそうです。膝と太腿はハンドルクランプより前になりますので、あまり下げると太腿に当たってしまいます。
前後位置に加えハンドル幅も重要です。475mmが490mmになります。使ってみて太腿横に当たらないようなら力業で狭めようと思っています。
このタイプのハンドルはもっと幅が広いものばかりで、今使っているのは何処かのショップオリジナルでかなり狭いものでした。力業で少し広げて今に至っています。
更に個人的に重要なのはグリップ部の長さです。グリップに加えてグリップシフトとブレーキレバーを付けますので、結構な長さが必要なんです。現状は170mmですがこれが160mmになります。ハンドルの少し曲がった部分にブレーキレバーを取り付けますので、クランプ内側を少し削って付けられるかな。
僕のリカンベントはヘッド上のブームクランプで、ヘッド小物の玉当たりが決定しています。調整する時にはステム上部のボルトで押しますが、ブームクランプで固定すれば、その後はステムを外しても大丈夫です。ブームクランプとステムの間にあるコラムスペーサーも外せますので、ハンドルの高さを調整しながら試走できます。
ハンドルが低くなることで視界が更に開けます。即ち幸福感アップ! 楽しみです。
追伸
ハンドルが届き幅の具合を確かめたところ、やはり曲げて狭くしたいと感じました。
その前にグリップ+グリップシフト+ブレーキレバーを仮付けしましたが、まったくダメでした。グリップシフトの下へグリップを挿しても15mmくらい足りません。
直線部分は130~135mmしかありませんでした。メーカー表記では [グリップ幅:160mm] とありますが誤差の範囲ではありません。Velo Orange にはもっと丁寧な製品づくりと商売を心がけてもらいたい。
グリップシフトを入れたらハンドルに傷が入ったので(そういう構造)どのみち転売はできないから曲げてみました。例によって 鉄パイプ作戦 です。幅490mmが465mmまで狭められ、ハの字も少し保たれていい感じになりました。ケルビムへ相談して30mmくらい継いで伸ばしてもらおうかな。