幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

幅員5.5m未満をゆく

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戸川林道-裏ヤビツ

ご近所ランドナー乗りぱぱろうサン が、ご近所All-road乗りのぱぱろうサンになりました!


フレームはフカヤのDAVOSネオスポルティーフ。近代的な快走ツーリングというコンセプトで作られたものです。一見グラベルロードのフレームですが、スケルトン(ジオメトリ)はツーリングに適したものになっています。フカヤではこれをネオスポルティーフと命名していますが、グラベルキング38Cを履いたこの自転車は All-road bike です。


All-road bike それは太くて柔らかく軽量なタイヤを履いたロードバイク。このタイヤ条件を満たせば細いタイヤと同じスピードで転がります。そしてダートやコーナーリング、制動力は圧倒的に有利。


この新しいフレームを手に入れるまでには紆余曲折ありました。ランブリンマンさんや僕のアドバイスを吸収し、そして最後は自分で決めました。長距離を楽に走りたいという明確な指標がありましたので、この自転車は大正解でしょう。

そんなぱぱろうサンから「これまでのお礼がしたいので土曜の午後に伺いたい」という連絡があり、それなら日曜(土曜は天気が微妙)に一緒に走りに行きましょう、ということで戸川林道へ行くことにしました。ランブリンマンさんもお誘いしましたが、土曜は伊豆下田へのファストランの真っただ中で、翌日曜はさすがに参加できませんでした。残念。

ルート 104.3km △1,576m
クリックするとRWGPSでZoomできるようになります。

 

ルートは ぱぱろうサンにとってはポタリング程度の強度なので、のんびりまったり進行していきます。


住宅街を抜けて南林間から西進すと車列がスローペースになりました。前方を伺うと農耕車がいました。フルスピードなんでしょうけど、時速15kmくらい (^^;


厚木の公園でトイレ休憩、伊勢原のコンビニで食料調達、善波峠へは旧道へ入りました。


土道になる手前でR246へ出るつもりでしたが、ぱぱろうサンが旧道のこの先へ行ったことが無いそうなので、進むことにしました。一層雰囲気が良くなります。


最後はR246を100mほど走って旧善波トンネルへ。


トンネル出口の暗がりから上を見上げると新緑がまぶしい。


秦野盆地の向こうに富士山が見えました。右手は表丹沢の山々。視界が開けると気持ちいいですね。


小さなトンネルでR246を潜ります。


東名高速のインターチェンジの横は平たく開けていて緑も無いため暑い。この日の気温は27℃まであがるとのこと。
トイレ休憩と自販機で買ったアイスココアを飲んで戸川林道へ入ります。


たちまち新緑に覆われて涼しくなりました。最初は道の状態もよく快適ですが、進むにつれて浮石が多くなってリカンベントには厳しい (>_<) ぱぱろうサンは本領発揮であっという間に見えなくなりました。


モニュメントで待っていてくれて一緒に撮影。


水場でボトルへ補給。こうして水でびしゃびしゃしている個所は少ないので泥除けが無いぱぱろうサンも安心です。


悪戦苦闘して表丹沢林道の入口に到着しました。ここでダートは終了。ふーっ (+_+)


六浦っ子サンが指摘していた凹凸(ボコデコ)。


以降はのんびりとお喋りしながら一緒に上りました。もちろん話題は自転車のことが中心です。あとはブログの友達のことなど話しは尽きません。


ぱぱろうサンはA面に拘りますが、僕は進行方向を優先してB面です。リカンベントではチェーンホイールが前方端っこですし、代わりにディスクブレーキが顔になります。


この木材の積み方は最近よく見かけます。余計なものを使わずに崩れないようになっていて感心します。


ハンググライダーが飛んでいました。最近はパラグライダーが多いですが、これが普及する前はパラグライダーだけでしたよね。テイクオフ地点はこれから行く菩提峠です。


枝かと思ったらマムシでした。ヘビが大嫌いなぱぱろうサンは見るのも嫌とのことでささっと素通り。枝を放っても逃げません。マムシは自分が強いことをアピールしているのかも。


菩提峠へは今日一番の急勾配です。今日の道程は100kmほどですが、この上りのおかげで翌日は脚の疲労を感じました。


さぁ、楽しみのダウンヒルです。以前のランドナーではカンチブレーキの効き目に不安を感じていたぱぱろうサン。All-road bike +ディスクブレーキになって速い速い。このあと僕は置いてきぼりになりました。


新緑カラーのウェアがいいですね。


撮影ポイントで待っていてくれました。


釣り師にも春が訪れています。


俗化されたダム周辺を黙々と走ってニローネで休憩。おぎのパンも敬遠してコンビニでおやつを買ってきました。お互いの自転車を前にしながらあーだこーだ。


志田峠はゆるゆるですが最後が少し勾配が増します。


黒く再塗装された表札から向こうの世界を覗きました。


その後は中津川沿いの河岸段丘の上をなぞり、座架依橋を渡って帰途につきました。


ぱぱろうサンご一緒ありがとうございました。新車のDAVOS All-road はとても格好よく色も僕好みです。

07:30 出発
07:40 集合場所のセブンイレブン
10:32 旧善波トンネル
11:20 戸川
12:07 表丹沢林道入口
13:26 菩提峠
15:15 ニローネ
15:55 志田峠
17:47 帰宅