幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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太軟タイヤ&ディスクブレーキの効果

太くて軟らかいタイヤのメリットは、ダートの心地よさだけではありません。
ディスクブレーキのメリットは、制動力の強さだけではありません。
それぞれにプラスαのメリットが加わります。

日曜に下った裏ヤビツの道路は舗装ですが継ぎはぎだらけ凸凹だらけ。僕の650x32Bに対して同行のぱぱろうサンは700x38C。この差は大きかったです。先行するぱぱろうサンはあっという間に見えなくなってしまいました。


ぱぱろうサンのグラベルキング700x38C。


路面状況の悪さに自転車が暴れるのを我慢すればいいだけですが、それではツーリングの楽しさが半減してしまいます。気持ちよさを優先してスピードはセーブすることになります。そんな荒れた路面のコーナーでも太くて軟らかいタイヤがもちろん有利です。僕も26x1.8HE(40mm)のパスハンターならぱぱろうサンに追いつけたかもしれません。


加えてディスクブレーキ。油圧にしろワイヤー引きにしろ、制動力は他のブレーキより確実に高いです。弱い握力で確実な制動力を得られます。これによってドロップバーの下ハンドルを握らなくていいのです。即ち前傾姿勢が緩い状態=視界が広い状態で下れます。


太くて軟らかいタイヤやディスクブレーキは、単なる流行り物ではなく、もちろんレース専用でもなく、サイクリングを安全安心で楽しくするアイテムです。日帰りサイクリングを楽しむFunサイクリストはもとより、荷物を積んで走るツーリストにも魅力的なはずです。


グランボア エキュルイル 650x38B 240g が欲しくなりました。でも今使っているリム内幅19mmだとタイヤの幅は40mmくらいになり、フレームに擦れてしまいそうです。36Bのリエールはトレッドパターンが好きになれないし。

グランボアのタイヤはリム内幅17mm(グランボアのリム)で実測していると思われます。実際僕のシプレ32Bはグランボアの実測30mmに対して33mmあります。これに対し Rene Herse のタイヤはリム内幅20mmと24mmで幅を掲載してあり、同じ38Bでもグランボアより若干細そう。Loup Loup Pass 38B なら実測36~37mmで入るかも。

でも Rene Herse のタイヤはグランボアに比べると少し重いし、チューブも含めると現状よりも100gほど重くなってしまいます。急勾配の上りを優先するとこれは嫌です。
結局堂々巡り。以前もこの結果に行きついて32Bでフレームを作ろうって決めたんでした。