幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

幅員5.5m未満をゆく

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シート背面ケース製作

ロードレーサーはレースをしている状態、即ち余分なアクセサリーが無い状態が完成形。買い物自転車は荷物を満載した状態が、子供載せ自転車は子供を乗せた状態が、ツーリング車は必要なアクセサリーを装備した状態が完成形です。

前輪駆動は上りで駆動輪のグリップ力を得るためにシートを前寄りに付けています。加えてシート角度が45度くらいなので、シート背面にスペースがあります。ここを有効活用して荷物を積載するケースを作りました。前身の Cruzbike T50 でも取り付けていましたが、バージョンアップしてデザイン&容量アップを図りました。


CADソフトで描いたものをA4用紙へプリントして貼り合わせてPPクラフトシートへ貼り、主要ポイントに千枚通しで印をつけてカッターで切り出します。
途中経過は端折ってこんな感じです。側面にはカーボン調のカッティングシートを貼りました。


取り付けは、メインチューブの5mmボルトと、シートステー上部のタイラップだけ。直前までシートにナットを埋め込み、ボルトオンすることを考えていましたが不要でした。しっかり固定されています。各部の角度もバッチリ。カッチョいい~。

↑  蛇足ですが、背景に見えるのは満開の桜です (^^)

荷物の出し入れは側面を開く方式です。20mmナイロンテープでケースを包むようにしてNifcoバックルで固定します。


側面は湾曲させて強度を出しました。上部の蓋との隙間が出来てしまったのがマイナス点。当初はシート背面側からも素材を被せる予定だったんですが、それが無くても機能的に問題がないことが分かったためです。


製作は のべ2日くらい掛かりました。こうした現物合わせのものは製作するまでに重い腰を持ち上げるのに時間が掛かります。正直面倒くさい (^^; でも思った通りに出来た時の喜びは大きいです。大満足。
昼食や火器、雨具を入れても余裕があるので、昼食の場所や気温の変化を気にせずにサイクリングできるようになりました。