バスの乗降ではありません。乗り物の乗車位置です。
僕のリカンベント Cruzbike T50 は前寄りの乗車位置で前後重量配分は4対3(5.7対4.3)くらい。Cruzbike V20はシート角度が寝ている分だけ乗車位置は後ろ寄りですが、前後重量配分は5対5くらいでしょう。
前傾自転車は後ろよりで前後重量配分は4対6くらいですが、前傾を深くして走ると5対5くらいになりそうです。
製作中(試乗時)の CHERUBIM Recumbent
のんびり重視の僕のリカンベントはどちらかと言えば後ろ寄りですが、コーナーリングは楽しいです。
Cruzbike V20
スピード重視のリカンベントでは目の位置がかなり後ろ寄りです。
重量配分と共に頭の位置(目の位置)が車体のコントロール性に関わると思っています。コーナリング中のブレーキングで後輪が滑り出した時、後ろ荷重だと回転力が増して制御が難しくなります。同じ場面で前荷重は後輪が滑り易いですが、滑ったとしてもそれほど怖い思いはしません。前輪が滑った場合はどちらも転倒を免れません。
車やオートバイの前後重量配分は5対5が理想だそうです。自転車のように自分の体重移動でどうにかなるものではありませんから設計が重要でしょうね。
乗車位置(目の位置)でコーナリングの感覚はまるで違ってくることでしょう。
究極の前乗りと後ろ乗りはこちらでしょうね。重心は同じか。