幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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サスステムとハンドルの確認ポタ

予報よりも雨寄りの天気になった日曜。昼前から調子を確認に近所をポタリングしてきました。KINEKTサスペンションステムの具合は如何に。ハンドルのポジションは如何に。

ルート 39.3km △495m
クリックするとRWGPSでZoomできるようになります。


その前に午前中は組付けの続きです。サスペンションへライトを取り付けるべく穴を開けました。内側と外側で平行になっていないので座面を削りました。


こんな感じでサスペンションの内側から六角ボルトを通し、アルミブラケットを取り付けました。今まで付けていたものを流用します。


サスペンションの中はこのようにスペースが狭く六角ボルトの頭がギリギリでした。


新しくなったサスペンションとハンドル、グリップを取り付け、ブレーキレバーは流用します。しかし、ここで問題発生。ブレーキレバー+グリップシフト(レボシフト)+グリップの3点を取り付けるには、ハンドルバーの直線部分が170mm必要です。購入したハンドルはライザーバーで(ステム側に段差があります)、この直線部分が160mmなんです。10mmくらいなんとかなるだろうと思って承知して購入しましたが、ブレーキレバーがなかなか入っていきません。

ブレーキレバーのクランプ内側をヤスリで削って奮闘しているうちに、スコっと入りました。あれ? ハンドルの直線部から曲がっている部分を通り抜けると、その先は余裕があったんです。なんだ、削らなくてもクランプ部を広げれば通せるじゃん。ということでもう片方は削らずに済みました。
うまく取り付けが出来たところで雨も止んだので出発しました。

まずは腹ごしらえ。長津田駅の近くにある中華料理屋、虹虹(ホンホン)です。


キムチチャーハンにしました。レンゲじゃなくスプーンありますか? と聞くと、なんと「ありません」と。えー、スプーンが無い??? スプーンが無い食堂なんてびっくりです。でも「これなら一つありました」と言ってだしてくれました。あるじゃん。

口触りのいい薄っぺらな金属スプーン。これで食べるのが一番です。レンゲは厚みがあって口の中でもぞもぞして食べ難いんです。最後の米粒は拾えませんしね。せっかくの料理ですから好きな食器を使って食べたいです。マイスプーンを持ち歩くべきかな…

ほどほどの満腹感で再スタート。こどもの国横の坂を上って緑山峠で落ち着いて撮影タイム。

MTBでは郊外への道のりがしんどい。グラベルロードのドロップハンドルは山道で扱い難い。日本にはこれらが誕生する前からパスハンターがあります。快走から山道まで楽しめる自転車です。


これはパスハンターじゃない、って言う人がいるかもしれませんが、モダンパスハンターとしてお許し願いたい。逆にランドナー由来のものはクラシックパスハンターということで。


ハンドル前にゴム留めしてあるのは輪行袋です。エマージェンシーなもので薄手で嵩張りません。サイクルコンピューターはここへ乗せてタイラップ留めるしかありません。


ライトは以前と同様にこの位置でばっちりです。各ケーブルの長さは以前のままで大丈夫でした。


グリップはERGON。エルゴノミックグリップのパイオニアです。丸棒を握って手が痛い人は是非お試しください。これは ERGON GS2 というお気に入り。でも これももう廃盤で、ようやくネットで探し当てました。

最近はグリップシフトを使う人が減ってしまったので、グリップのクランプがハンドルの内側寄りに付いているんです。ERGONではバーエンドにクランプがあるのでグリップシフトも使えるというわけです。


さて、本題のKINEKTサスペンションステムの具合ですが、今まで使ったきたサスペンションステムの中ではピカイチです。すこぶるスムーズでソフト。ハンドルへ手を置いているだけでサスペンションが沈みます。他の製品はショックがあって初めてサスペンションが沈むものが多いんです。

家で組み立てた時は3種類のスプリングのうちソフトを取り付けましたが、出がけにミディアムにしてきました。それでも柔らかいです。
ソフトタッチなので底づきしているようですが、エラストマーのダンパーが上手く効いてくれてコツンとした感触はありません。僕はコンフォートな乗り心地が好きなのでこのステムはバッチリフィットです! よきっ。

ハンドルのポジションはというと、乗って直ぐに近くなったことが分かりました。でももう少し高くしたいです。近く低くなった感じ。幅は460mmから520mmになりましたが、いい感じです。申し分ありません。以前は快走寄りに狭くしていたんですが、逆に低速寄りにしたということです。サドルも5mm下げて3mm後ろへ移動しました。


緑山峠から尾根伝いのプロムナードを経て鶴川へ下りました。そこから北西へ流れる真光寺川と片平川の間の小高い尾根伝いへ行ってい見ることにしました。階段を押し上げていくと直ぐに視界が開け、丹沢方面が一望できます。


ん? この車、ここを上り下りしているということ? 上ったところでお腹すりそうです。


車道が切れて緑道が整備されていました。自転車の制限はありませんが、押して歩いて行きます。


右も左も住宅や学校が迫っていますが、少しだけ緑が残されていています。20分くらいのんびり歩いたところで、車の音が近くなってきて終点のようです。しかし、ここへきて自転車制限の看板が。ここに立ててあるということは、この先へ入って欲しくないということです。町田市へは入るな、と。左側は公園になっているようでした(真光寺公園)。

なんだか回りくどい文章ですね。なぞなぞ? 「歩行者優先です」ってことは入ることを前提にしていますよね。でも「マウンテンバイクも進入禁止です」ということはマウンテンバイク以外も進入禁止。一言「自転車は押して歩いてください」でいいでしょ。

面倒なので、看板の右手の藪(こっちが本来あった道)へ入りました。そこにも小さな看板で「この先通れません」とありましたが強行。

「通れません」ではなく、「通したくありません」という感じでした。この柵の左手から下ってきて、右端の隙間から出てきました。私有地? あるいは不法投棄対策?

出た所は鶴川街道のピーク。下って黒川駅手前のコンビニでおやつタイムにしました。

もぐもぐ終了、再スタート。谷戸を詰めて尾根幹沿いの よこやまの道 へ。


眺めのいい所に出ました。防人見返りの峠と言うらしいです。


その後は見知った道で小野路界隈。


おなじみ、関谷の切り通し。立体感のある場所です。


午前中は肌寒かったですが、午後はぽかぽかでした。


ケルビムへ電話してリヤキャリヤ製作用に預けていたブレーキ本体を引き取りに行きました。


リヤキャリヤがほぼ完成。あとはシートステーと現物合わせでステーを取り付けます。シートステー用のチタンチューブがようやく届いたとのことで、年内完成へ向けてラストスパート! かな?


以前NAHBS向けに作っていたフレームが置いてありました。改めて見たら格好いい。左右対称に尖ったくちばしが魅力的です。最低地上高はロータスヨーロッパより低いタバコ1箱分だそうです。


ステムをもう少し上げたいので、1インチ用のスペーサーをもらって引き上げました。220円。
帰路は境川サイクリングダート。太いタイヤとソフトなサスステムで気持ちよさ倍増。自然とスピードも上がりました。

さて、今週末は車載で信州へ出掛けます。今年の紅葉は早めらしいですが、峠までの上りの何処かで見頃に出会えるでしょう。