いつもお世話になっている Ride with GPS の地図(Esri Topo)の日本語地名が無くなってしまいました。ルートマップ作成後に公開した時は既に日本語地名は無くなっていましたが、ルートマップ作成中は日本語地名がある旧来の地図だったんです。Esri社が提供する地図なので仕方ないことですが、ルートマップを作成する楽しさが半減してしまいました。
RWGPSは他の同類サービスと比べて使える地図が多いですが、他の地図も使い心地はイマイチです。しいて選ぶとすれば RWGPS Cycle マップ。でも等高線はありません。僕にとって等高線は妥協できない要素です。以前RWGPSとのやりとりで国土地理院の地形図を採用してくれそうだったんですが、いつになるか分かりません。
そういえば最近Googleマップもデザインが変わって見難くなりましたね。どれもこれもバージョンアップすると使い勝手が悪くなるのは何故なんでしょう。
そういうわけでルートマップ作成用の他のサービスを探したところkomootというのを見つけました。等高線や山間部の配色が心地いいです。海外地図では軽視されがちな鉄道もしっかり目立っていますし、 高速道路、国道、県道も色を変えてあって見易いです。
Source: komoot
ただ、道幅がちょっと広過ぎます。ベースの地図がOpenStreetMapのためです(OSMは総じて道幅が広いんです)。
これはブラウザのズームを変えて全体を小さく表示させることで見易くなります。70%にしてみるとこんな感じです。
Source: komoot
ルートマップ作成の使い勝手は他のサービスと少々異なります。ポイントをクリックすると毎回ポップアップが表示され、その中のボタンをクリックして初めてルートが引かれます。※ Altキーを押しながらクリック(ブラウザによってはダブルクリック)するとポップアップは表示されません。
道路のトレース具合は、市街地では脇道へ入りたがります。自身のタイプはハイキングやMTB, ロードバイク等がありますが、ロードバイクにセットしていても小径が好きみたいです。途中でタイプを変更すると、全行程がそのタイプ寄りの道に変わってしまいますので要注意です。RWGPSだとタイプに影響されるのは現在のウェイポイントだけでした。
使い勝手のマイナスポイントはありますが、絵としての印象がとても良いのでしばらく使ってみようと思います。中身より容姿優先かいっ (^^;
ブログへの埋め込みはこんな感じです。
こちらは僕がプログラムで作った仕組みで、地図画像をクリックすることでルートマップを埋め込み表示します。地図画像はブログサイトに保存したものを表示しています。将来komootが提供を終了しても地図画像だけは表示されるように。
※追記
獲得標高の誤差は Ride with GPS と同程度です。
ヤビツ峠(名古木交差点~峠まで)で比べてみました。
komoot : Up 700m / Down -30m
Ride with GPS : Up 708m / Down -36m
Ride with GPS + RWGPS地理院標高 : Up 658m / Down 0m
※ RWGPS地理院標高 - Chrome拡張機能 - 330k info