最近、何度かすれ違うロードバイクから右手を上げて挨拶がありました。とても嬉しかったです。昔はこうした挨拶が一般的でしたが現代では頭をぺこりと下げる挨拶に変わってきました。ハンドルから手を放すことは危険を伴いますから自然な成り行きでしょう。それでも、やっぱり手を上げてくれると嬉しいものです。明確な意思表示が相手に伝わりますしね。
それからは僕も極力手を上げて挨拶するようにします。視線があったらすかさず。された方は悪い気持ちにはならないはずですから。
挨拶は人間関係の第一歩とはよく言うものです。では二言目は？
サイクリング中に地元の人なんかと話しをする機会がありますが、よく言われるのが「凄いですね！」です。この言葉って受け応えが難しいです。相手が好意的に言っていることは分かるんですが、こちらは何も凄いことはしていない、という気持ちになってしまうんですよね。だから話しが続かない。
でも、立場が変わった時はどうでしょう。山でトレランの人に出会った時に、『凄いですね！』って何度か言ってしまったことがあります。やばい、何か他の言葉を見つけないと。
トレランの人へ「凄い」以外の誉め言葉は何がいいでしょう…
容姿に関することはNGかもしれませんが、仮に相手が細い人なら、
『やっぱり走っている人はスマートですね！』とか。
『大会にも出てるんですか？』と聞くと後が続きそう。
地元の人から「凄いですね」って言われた時にも、お互いに嫌な思いをしないように何か考えておくといいかもしれません。
否定するとよくありませんから、更に凄いと思わせることを言うとか (^^; 肯定してから『でも、』と言って本当のことや理解ある言葉を続けるのがいいでしょうね。
先日は信号で停まった時に隣にいたオートバイの若い男性から「オシャレですね」って言われました。これには意表をつかれました。まさかこのタイミングで出てくるとは思いませんでしたから。でも嬉しいかったです。なんかもじもじしてて、少し後ずさりしてきて、ヘルメットのシールドを上げてのご挨拶ですから (^^)
無難なのは言葉は「格好いいですね」でしょうか。容姿でも愛車のことでもいいですし。素直に『ありがとうございます』って応えられます。
でもトレランやハイカーの人に『格好いい』はちょっと微妙でしょうか。ファッション的に格好いいものかどうか分かりません。でも、靴を褒めるとか、ハイドレーションやザック姿が『格好いい』というのもありかもしれません。
相手の気分がよくなるような言葉をかけたいものですね。
