新しく製作する(オーダー中)のリカンベントには太いタイヤを付けるべきか…
以前は細いタイヤほど速く転がると信じられていましたが、ReneHERSE Cycles の研究と検証によってこの説は過去のものになりました。しなやかで太いタイヤの方が速く転がるのです。
(“しなやかな”を省いてはいけません。“しなやかな”でないケーシングの太いタイヤとでは10%以上の差があるそうですから。)
では、どのくらいの太さが良いのでしょうか。ロードレースでは以前は23mmくらいだったタイヤ幅が現在では25mmへと変わりました。ReneHERSE Cycles のタイヤのような48mmの太さが良いのでしょうか。
今、僕が乗っているリカンベントは Grand Bois の32mm幅のタイヤですが、新しく製作するリカンベントにもっと太いタイヤを履かせるべきか考えました。
未舗装の道ならば48mmが有利なことは容易に想像できますが、舗装路の場合は滑らかな場合とガタガタの場合とで指標を作ることが困難ですが、本来なら“しなやかな”という条件と共に“滑らか具合”も条件の1つになるべきです。
滑らかな舗装路とガタガタな舗装路は見分けることができます。サイクリストは路面に敏感なので、排水性の舗装路(粒が荒い)は気持ちよくないことを感じとっていることでしょう。数年経って劣化した排水性舗装は更に気持ちよくありません。
もう一つの要素は、そうした気持ちよくない道がサイクリング中にどれだけ存在するかです。ごく僅かなら無視してよいでしょう。
では滑らかな舗装路ではどのくらいの太さのタイヤが速いのでしょうか。
参考になるJan氏の記事がありました。
https://53m2aubpgu2czt4aezaq42skoy--www-renehersecycles-com.translate.goog/tires-how-wide-is-too-wide/
「非常に滑らかなアスファルト表面で26、29、31mm幅の Grand Bois タイヤをテストしました。結果は3本すべてのタイヤで同じでした。」
追記:
第三者の意見もありました。
https://53m2aubpgu2czt4aezaq42skoy--www-renehersecycles-com.translate.goog/pure-speed-chatting-with-quentin-kurc-boucau/
「ロードバイクでは、ReneHERSE 32 mm Extralights に乗っています。私はそれらを前部で4バール(58 psi)、後部で4.2バール(61 psi)に膨らませます。私はパワーとスピードを測定しました、そしてそれらはより狭いタイヤと同じくらい速いです、しかしより快適です。」
これらを1つの基準とすることが出来ます。これに対して自分が走るシチュエーションを考慮してプラスマイナスするのが良さそうです。
リカンベントでは未舗装路はあまり走りません。ガタガタの舗装路は林道が主ですが、そこではスピードを求めていません。
解決、今のまま Grand Bois の32mm幅で良しとします。