幅員5.5m未満をゆく

grunge リニアレバー

QUARKパスハンターに使っているブレーキレバーは、grungeのリニアレバーという製品です。


一見してお分かりと思いますが、リンク機構を持ったブレーキレバーです。
このパーツも設計者の思い入れが伝わってくる製品です。

リンク機構でレバーを平行に動かそうという初期の構想があったことは直ぐに分かります。
次いで、開放状態のレバーの形(写真の形)と、握った時の形を煮詰めて言ったんだと思います。

即ち、まったくの平行動作ではなく僅かに円運動させて、握った時にハンドルバーと平行に近くなるようになっているのです。
そのためにレバー本体側の二つの支点と、レバー側の二つの支点の間隔を変えています。

このリンク機構によって、2フィンガー(一指指と中指)でレバーを握った時に、薬指にぶつかり難くなる利点が生まれます。
すばらしい製品です。

かれこれ20年以上前に購入したもので、昨今の使用頻度によってレバーのアルマイトは剥がれ、支点にはガタが出てしまっています。
過去に一度だけヤフオクで見たことがありますが、状態が悪かったので入札はしませんでした。今のものが壊れた時のために部品取りとしてでも入手しておけばよかったと、後になって思いました。

しかし、巡り合わせというか運命というか、先日たまたまヤフオクをチェックしたら出品されていたのです!

出品者は貴重さを感じていないようで、名称も正しくなく価格も安いものでした。
もう二度と出てくるものではないと思ったので、Max1万円で入札して6千円弱で落札できました。
grungeのマーク(シール)が無いところをみると、grungeブランドが出来る前に作られたものでしょうか。


古典的なパスハンターにはあまり似合うとは言えない製品ですが、僕のモダン・パスハンターは他にもリンク機構を持ったパーツを取り入れているので、全体の流れとしてはOKだと思っています。

シートピラーは現在も入手可能な CANE CREEK THUDBUSTER ST
(黒アルマイトを剥離してあります)


ステムはリニアレバーと同じくらいの年代の SOFTRIDE


ピラーとステムは過去に支点が一つの製品も使ったことがありますが、やはりリンク機構の動作には適いません。
先日の会津ツーリングのように荒れたダートを走る時には威力を発揮します。
長時間のダートの下りでサドルに座れたり、手が痺れないですから。

自転車パーツでリンク機構と言ったら忘れてならないのがディレイラーですね♪
チェーンを移動(脱線)させて変速するにはリンク機構なくしては成り立ちません。
僕のパスハンターにはついていませんが (^^;