幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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秋サイ(2/2) 信州 小川村-嶺方峠

二日目は小川村と鬼無里の境にある尾根沿い、李平林道から嶺方峠へ。
この地域には李平が二つあります。偶然か必然かこの林道の始点と終点です。
秋で落ち葉が多いせいか以前より道の使用感が薄れていましたが、通行に支障はありませんでした。

コース 69km / +1,573m
https://ridewithgps.com/routes/31415299



小川村のコンビニに立ち寄って昼食を調達。
駐車スペースには存在感のある二台の日産車。フェアレディZ432とスカイラインGTR。
全体的につるんとしたフォルムと、カクカクしたフォルム。対照的ですがどちらも当時大人気だった車です。これに乗るということは同世代でしょうね。スミマセン写真はありません。

この地域も何度か走っていますが、点在する集落が多いので道もその数だけあります。もちろん車が多い県道は選ばず李平へ至る細い道です。

高度を上げていくと南斜面に広がる集落。恒例のご夫妻が畑仕事の準備をしていたので通りすがりのご挨拶。聞くと以前この道でヒルクライムレースが行われていたんだそうです。5年くらい続いたそうですが高齢化で村側の対応が難しくなってしまったとのこと。自転車ブームの陰り以外にも大会が減る要因があるんですね。






李平まで上り着いて林道へ入ります。
標高が高い分、紅葉が昨日よりは進んでいます。雲が多くなってきて色が冴えなくて残念。








前方に茅葺民家が見えてきました。多くがトタンを被せてしまった中、ここだけは茅葺のまま。既にお住まいではないようなので残念です。
手前のカーブには二体の石仏が麓を見ていました。この小さく狭い尾根をジグザグに上ってきた道があったのかもしれません。一つはお地蔵さん、一つは馬頭観音でした。






持京で鬼無里へ向かう道が分かれます。日が高くなってきて雲も薄れてポカポカ陽気。ここで小休止します。贅沢な時間だなぁ。




下り始めてすぐ、サイクリストが上ってきました。ロードでこんな道の悪い山奥に。
お互い止まってご挨拶。すると「INTER8さん?」 こんな場所で、僕を知っている方とは! そして「あるびデス」と。
あるびサンは以前道志の青野原のコンビニでお会いしたことがありますが、この容姿と自転車には… 頭の中でパズルを組み立てます。そう、以前は渋い若草色のランドナーでしたから (^^;
農村好きなサイクリストは同じような場所に集まるということですね。




最後の(もう一方の)李平は林道からは見えませんでした。地図にもある通り少し下ったところにあります。入口にある道の様子からはまだ通う人があるようでした。




国道に降り立って一息。暑いので手袋をしまって嶺方へ向かうと、バックミラーに数人のロードが映りました。バイクパッキングな装備。少しペースアップして振り切りました。
ほどなくして嶺方峠。ロードの方々も到着してサイクリスト多勢。大学のサークルでしょうか。若いなぁ。






豪快な下りを楽しんで神城の内山地区。ここは以前来て茅葺民家があるのをチェック済み。道端で遅めの昼食にしました。






走り出して国道を横切ると、峠で会った青年達と交差しました。手をあげてご挨拶。
各人のペースで走っている様子。集合ポイントを決めているんでしょうね。スマホで連絡とれますし。

青木湖の湖畔を進みますが午前中の雰囲気から一気に俗化してげんなりしてしまいます。予定では小熊山林道へ上るつもりでしたが、時間もおしていたし空もどんよりしてきて、何より気分がのりません。以前もそうでしたが、この雰囲気から意気消沈してしまうのかも。この林道とは縁がなさそうです。

木崎湖から新行への道はまた静かになって気持ちも復活してきました。
おなじみとなった十字路で缶コーヒーで一休みしてデポ地へ帰着しました。




もう一泊して翌朝に変えるつもりでしたが、時間もあるしお風呂で汗を流して食事してから帰途につきました。
遅めの18時半に出たんですが、中央高速の渋滞にはまり災害で下道が遮断されていることもあり、帰宅は1時になってしまいました。


その他の写真
https://photos.app.goo.gl/4ZFpLC217oZBWzEPA

07:53 出発
10:04 李平 始点
11:54 李平 終点
12:23 嶺方峠
15:00 新行
15:32 帰着