
かつて趣味の世界では雑誌が中心になっていましたね。複数の雑誌があるとそれぞれに特徴があって楽しめました。紙媒体は今や少数派になってしまいましたが、知らない世界へ入るきっかけになるのは、やはり紙媒体からのような気がします。
先日 久しぶりに Bicycle Club(No. 462)を買ってみたら、そんな知らない世界が紙面に展開していました。ふ~ん、なんだか懐かしい気持ち。昨日は息子が本屋へ行くというので、新しい Bicycle Club(No. 463)を買ってきてもらいました。
今号の特集は「金属フレームの魅惑」。金属と呼ぶのはクロモリに始まって、アルミ、チタン、ステンレス 等の材質があるからでしょう。様々な人達が金属フレームについて語っています。
記事を書く人は自分が信じることなのでブレることはありませんが、本全体で複数の人が語るとどっちが正解? と感じることになります。
トップ選手の強靭な脚力には剛性が必要。
ガチガチの高剛性のフレームは速くない。
今回の Bicycle Club を読んでこうした矛盾を感じた人は、是非次の記事も読んでみて欲しいです。サイスポですが。
ロードレースでのスプリント、競輪でのスプリント、僕は競輪選手の方が凄い力を出していると思います。その競輪の世界では剛性が全てではありません。フレームの粘りやしなり、戦術(走り方)、脚力、様々な要素が組み合わさって速い自転車が出来上がります。
「金属フレームの魅惑」
魅惑=魅力によって人の心をひきつけ、惑わせること。