カンパニョーロのディスクローターからカチカチ音がするようになりました。原因はカシメの緩みです。カシメですから何時かは緩むものですが、今まで使ったシマノ, XON(計6枚)では緩むことはありませんでした。
オイルを注すと音が無くなるので様子を見てきましたが、これも気休めです。Instagramの動画でカシメを叩いて直しているのを見たので、僕もやってみることにしました。その前に万力で挟むことも思いついきましたが、万力が小さいのでカシメ部分を掴めませんでした。
ボタンボルトを当ててハンマーで叩いてみました。
万力には挟めませんでしたが、台としては役に立ちます。
カシメの緩みは僅かなのでローターだけ持っても分かりません。何度か叩いてはハブへ取り付けてガタを確認する、の繰り返し。でも叩けばガタが無くなるのが分かったので、真っすぐ叩くことに集中すれば問題ありません。尚ガタがあったのは6アーム中の4アームでした。
心配だったのは叩くことでローターに歪みが出そう、ということでした。しかしホイールをフレームへ装着して確認したところ歪みは無く一安心。あとは実走でカチカチ音がしないことを願うだけです。
しかし、火曜(秋分の日)に50kmほど試走しましたが、まったく直っていませんでした。帰宅してローターを触って見ると、軸方向へ揺らしてもガタは感じ取れませんが、円周方向へ回すとはっきり分かるガタがありました。これじゃぁカチカチ鳴るわけだ。
その後、センターポンチで叩いたり、六角ボルトで叩いたりしましたが、ガタは無くなりませんでした。残念ですが以前と同じくオイルを注して騙すしかありません。前回注してから7ヶ月経っていますので、次に鳴る時にはローターの厚みが寿命になっているかもしれません。