3連休の土曜は雨、日曜は家の用事、月曜も芳しくなかったので午後から少し走れるかな? と思っていました。しかし前日の夜に確認したら雨は降ら無そう! ならばと、裏ヤビツから表丹沢林道経由で戸川へ下って渋沢丘陵のルートで走り始めました。
月曜はスポーツの日、各地の小学校では運動会が行われたことでしょう。運動が得意な人もそうでない人も、皆でわいわいやるのが運動会です。それがスポーツかどうかは別として。
サイクリングはスポーツか否か。それぞれの言葉の定義はWikipedia等に載っていますが、人の気持ちはまちまちです。身体を動かしていればスポーツだと思う人も多いでしょう。自転車で走ることが「気持ちいい」なんて理解できない人が多いですから、そうした人にとっては自転車で数時間走るのはスポーツでしょうね。
ルート 128.1km △2,017m
クリックするとRWGPSでZoomできるようになります。
空気圧を少し高くしてみました。先日の車載サイクリングでリム打ちパンクをして、何故かを考えた時、一つはリカンベントが抜重できないから、もう一つはワイドリムでタイヤが扁平になっから、と思ったからです。
これまでの空気圧は 前3.7bar/後ろ2.6bar、これを 3.8bar/2.7bar にしてみました。
感触は、いつも走る道を、いつもの時間、いつものウェア、で走ることで確認できます。たった 0.1bar(2.7%)の違いですがゴツゴツ感が増したのが分かりました。でも許容範囲です。歩道へ上がる時の潰れ感も少なくなりました。しばらくこれでいこうと思います。
そんな調子を見ながら町田街道を離脱して小倉橋へ下ります。渡った先の高い法面にオリンピック時から描かれるようになったイラストが新しくなっていました。数ヶ月毎に更新されてサイクリストを楽しませてくれています。上り返しで路肩でサイクリストが歓談していました。「こんにちは~」と挨拶して通過。
その後の上りでそのサイクリスト達が徐々に迫ってきました。追われたら逃げる。これは本能です (^^;
三増から道が合流する交差点で信号待ちになった所で二人に追いつかれました。上りではそのスピードには勝てないのであっさりパスされましたが、もう一人は逆に引き離しました。こんなことをやっていると後半に脚にくることは分かっているんですが、意地っ張り、見栄っ張り。
その後、愛川へのT字路で先行一人が後続待ちしました。場所を決めて待っている感じでした。後続三人が来たのと信号が青になるのとが同時になりましたが、僕がしばらく先行。鳥屋へ左折してからはのんびり走っていると、バックミラーに見える間もなく追いつかれました。三人に抜かれて最後尾の女性の後ろについて楽させてもらい鳥屋まで。どうやらトライアスロンチームのようで皆さんTTバー付き。そして最近お決まりの小林商店で自販機休憩。
柿の老木にも実がなっていました。袋が被せてあるということは甘柿ということですね。
宮ヶ瀬ダムに沿って進んで裏ヤビツ手前、そういえば通行止めの確認をしてこなかったけど、先日解除されたばかりだから通れるだろう、なんて甘い考えでここまで来ました。だが、しかし、通行止めの看板があり、その先の電光掲示板にも通行止めと表示されていました。でも見なかったことにして進みます。
誰も通っていません。下ってくる人も無し。
結局、5kmほど入った釣り堀跡の所にゲートがありました。脇から入れるスペースはありましたが、今日のルートには執着していないのでUターン。
さて、どうしようかなぁ。もともと雨だと思っていたのが振らないことになってもらった機会なので、ガツガツ走らないで早めの帰宅でもいいかな。
和田峠にするか。それには牧馬峠を上らなければなりませんが、二つで丁度良いでしょう。
鳥屋から軽くトヅラ峠を越えて、道志みちを横切り、牧馬峠へ取り掛かります。昼食は見晴しドライブインは戻ることになるのでダメだし、藤野付近には無いし、上野原の来々軒Campagnoloか、神社前の台湾料理へ入ってみようかなぁ。
などと考えながら、えっちらおっちら上って牧馬峠。
道路工事していました。秒読みの後に青に変わり「Go」って表示されるのがナイス。
そうだ、名倉に蕎麦屋があったんでした。また天ぷら定食を食べよう!
下って篠原。何やら若い人がそこかしこに歩いています。何か催しがあったようです。その先では救急車とオートバイ数台停まっていて、事故でしょうか。
唐辛子三差路をショートカットして藤野へ抜ける上りへ。ここが結構キツく牧馬峠よりも勾配は急です。ここの峠の名前はあるのでしょうか。
この頃から空腹の為か太腿前筋が痛くなりました。前半のトライアスロンチームにペースを乱されたこともあります。
下りのカーブを楽しみ、2019台風の土砂崩れ災害の手前にある旧家。今日も縁側と障子が綺麗です。
喜庵に到着。12時少し前だからか、お客さんはオートバイライダー一人だけでした。
天ぷらはエビの代わりに野菜を足してもらいました。スミマセンわがまま言って。
春菊(?)、レンコン、ナス、ピーマン、キス、隠れているのはサツマイモとニンジン。今日もサックサクで美味しかったです。浅漬けは無くてもいいです (^^;
名倉から少し下って上り返しの九十九折、いつもの夫婦トンビが旋回していました。
信号を上手く渡って来々軒Campagnoloの細道を入ります。
太腿前はまだ痛く、このまま和田峠を上れるのか? と思うほど。まぁ、でも、時間には余裕があるのでゆっくり上れば着くでしょう。
和田峠へのアプローチは最近通るようになった老人ホーム入口から。S字カーブLOVE。
視界が開けたこの場所も好きです。
倉子峠は今回もスルーして林道にしました。ピークの先の泥濘はあまり濡れておらず、今回は汚れずに通過できました。
再びS字。
和田への生活道は今日も貸し切りです。
お墓の階段からの眺望はガスっていて今一つ。
招き猫に元気をもらって先へ進みます。
竹藪は日によって印象が変わるようです。前回は気持ち良く感じましたが、今回は曇りのせいか色褪せた感じ。
鎌沢の橋を渡った所も良い雰囲気です。民家の庭や道は綺麗に手入れされています。
和田のこちらも好きです。道に落ち葉はありますが、それも風情があるように感じますね。
和田界隈は峠道らしい雰囲気で、それが昔からサイクリストが多く集まる理由でしょう。勾配はキツイといえばキツイですが、ギヤ比1対1ないし、それに近いものなら悲鳴をあげずに上れます。
太腿前の痛みはいつの間にか消えていました。空腹でエネルギー切れだったのかもしれません。こんな感じは前にもありましたし。
直角コーナーの先にある小沢商店で自販機休憩にしました。
再スタートしてからも集落内の気持ちいい道が続きます。
こちらは ぱぱろうサン が良く気に掛けている民家でしょうか。織物が干してありました。
集落が終わった浄水場(醍醐峠入口)からの直線の上りは少々キツイですが、ここを過ぎればヘアピンカーブが現れて勾配が緩くなります。以前崩落でカーブがショートカットされていた所は、言われないと気づかないくらいに修復されています。峠の少し手前で勾配13%とか12%とかありますが、車もオートバイも、サイクリストもいないので落ち着いて攻略して、和田峠着。
リカンベントは記念碑の前に立て掛けられないので、こちらの棒にしました。
新しくなったトイレは [トイレ] と書かれていないので、知らないと気づかないでしょう。名札は消えてしまったのでしょうか??? それはともかく、中は新築らしく綺麗で使い心地が良かったです。有料駐車場の敷地内にありますが、まさかトイレは有料じゃないですよね (^^:
10分ほど休憩しましたが車が2~3台来ただけでした。連休最後だし天気もイマイチだからでしょうか。下り始めた時にロードとすれ違い、途中4人とすれ違いました。
陣馬側の下りは狭くて急勾配です。カーブも連続するのでブレーキが熱くなります。ここでもフェード現象になりました。ブレーキレバーを握り切ってもズルズルと止まりません。数十メートルでもブレーキを離して走れれば大丈夫ですが、そうでない場合には要注意です。ほぼ前輪だけで制動していることもあるでしょう。
いつもはハイカーが多くて通過に気を遣いますが、車と同様歩いている人はいませんでした。
暗がりの峠道を終えて明るい農村を下って行きます。時折り車が来るので狭いカーブの手前は十分に速度を落とします。
シャッターが閉じた郵便局跡。
赤い小屋とこの風景も好きな場所です。
美山通りとの交差点のコンビニで休憩し、アップダウンの激しい道で帰途につきました。
裏ヤビツが通行止めでその場で決めたルートでしたが、そこそこの距離と高度を稼げて心地よいサイクリングができました。
07:26 出発
09:20 鳥屋(行き)
10:30 鳥屋
11:11 牧馬峠
11:50 喜庵(昼食)
14:21 和田峠
16:55 帰宅