太いフロントフォークを見慣れてくると細いものがきゃしゃで頼りなく感じます。
リカンベント用に太めのものを考えていたんですが、パイプがありませんし、クラウンもありません。流通している太さとクラウンを選ぶことになります。
でも考えてみると今までのパスハンターのクロモリフレームで強度的な不満がありませんから、リカンベントだからといって太くする必要はないのかもしれません。
下りで急ブレーキを掛ければ、どちらもフロントフォークに加重が集中するのは同じこと。
同様にヘッドコラムもノーマルの太さで大丈夫でしょう。体重60kgですし。
そもそもオーバーサイズが生まれた背景にはMTBの台頭があったからですよね。僕より重い人がダートの下りを高速でダウンヒルするのに壊れないように。
あるいはキャンピング車のように車重が数倍にもなるような場合に、オーバーサイズが求められるものだと思います。
昨今の太いパイプはアルミやカーボンだから。クロモリなら従来のサイズで問題ないはず。
ただし、リカンベントのメインフレームは1本なので太くする必要があります。
リヤフォークも心もとない気がしますが、フロントフォークも2本で力を受け止めていますから、リヤフォークも従来のサイズで大丈夫でしょう。
タイヤは42Bまで入れたかったんですが、これは無理があるようです。
リカンベントはフォーククラウンの所に太もも裏が通りますので、なで肩のクラウンが必須になります。42Bが入るクラウンでなで肩のものがありません。
多くのフレーム素材を作っている台湾のLONGSHENのサイトを見たところ、幾つかありましたが日本では流通していないようです。小売りはしていないでしょうから入手は難しい。
LONGSHEN フォーククラウン(25.4系列)
http://www.longshen.com.tw/tw_product.asp?Fid=F000002&Sid=S000019
ベロクラフトにある LONGSHEN LC9 は内幅41mm
https://www.velocraft.jp/SHOP/EC-LS-00-05.html
ケルビムでも似た形のものを扱っています。内幅はどれくらいかな?
内幅41mm前後のクラウンでタイヤは32Bまでになりそうです。36Bはちょっと無理かな。
なで肩クラウンと言えばチネリ。格好イイですよね~ (^^)
でももう入手は難しいでしょうね。フロントとリアの二つ揃える必要がありますし。