ブレーキワイヤーの長さや引き回しは自転車全体の姿を左右し、オーナーのセンスも表れます。
僕のリカンベントの場合はこれに視界確保の要素が加わります。
リカンベントはハンドルの位置に自由度がありません。それは目の前に脚があるからです。
膝が当たらないようにハンドルを上へ配置すると視界が遮られます。
シートが寝ているリカンベントの場合は尚更で、ハンドルを上ではなく手前へ配置することになります。
僕のリカンベントは膝上ぎりぎりにハンドルを配置していて、その一番上にあるのがワイヤーなんです。
ちょっと長いなって感じていたので短くしました。
中心で交差させる引き回しでしたが、交差させないようにしてブレーキレバー側の端が窮屈にならないように。
ハンドルをきっても余裕があるのでよし。
加工前
加工後
視界良好! スッキリ♪
試走がてらポタリングへ出かけました。
今日は西へ。
コース 52.4km / +439m
https://ridewithgps.com/routes/30919090
下鶴間の住宅街を抜けていると、懐かしいもの発見!
子供の頃に遊んだものと同じもの。まだ動くのでしょうか。
南林間の手前にある踏切を渡って、商店街をクランク。
サイクルセンターナガノが道路拡幅の為に小さくなっていました。たくさんあった古物パーツは整理されてしまったかもしれません。
今日は定休日なので今度覗いてみます。
座架依橋へ向けて真西へ伸びる道は初めて走りますが、自転車レーンが出来ていて走り易い。
相模川を越えてバイパスで中津川も一気に越えます。
くねくねと走ってR412をくぐり。
荻野川へ出ました。
都市近郊なので三面工事の川は仕方ありません。ん、二面かな?
「日本昔ばなし」に出てくるような竹林や、
綺麗な稲穂と土手のダートとか、
色と錆び具合がよさのげ橋とかがありました。
途中で行き止まり(歩きなら可?)で少し広い通りへ出て、これはR412が出来る前の旧道でしょうね。
再度川沿いへトライするも未整備なので引き返し。その後はスマホで地図を確認するのが面倒なので旧道を進みました。
以前走ったことのある脇道へ入り、走ってきた方を振り返ります。
左手の小高く繋がった緑の向こうが中津川です。
お地蔵さんのV字の左を選んでR412。
R412はここまで緩く上ってきてピークを下ると愛川町。
ピークから旧道を下ります。
そして神奈川の橋100選にもなっている平山橋。
太平洋戦争時に受けた弾痕が数多く残っているそうです。
ここから志田峠を越えようと思っていましたが、もう16時を過ぎているので止めておきました。
夕刻の峠道は気が滅入りますから。
横須賀水道の一直線直登を上っていると、歩道を歩いていたオジサンがサムアップ。「がんばれよ~」b(^^)
振り返ると稲穂の緑が綺麗。
この先、河岸段丘沿いの道は最近よく走っているので、今日はこのまま横須賀水道沿いにしました。
ゆるい下りの一直線を座架依橋まで進み、来た道で帰りました。
ワイヤーを短くしてスッキリしたリカのハンドル周り。乗車ポジションからはこんな風に見えます。
リカ否定派からは足元が見えないだろう、なんて言われたりしますが、それ以上に重要なことがたくさんあります。
足元よりも前方視界。首を動かさなくても見える後方。計器。
瞬時に制動できるブレーキレバー。急停車後にもそのままグリップシフトでシフトダウンして発進。
気分がいい時にはパフパフ~♪
ハンドルには体重が掛かっていませんので、どんな状況でも操作できます。
リカになってから空いた時間でポタリングへ出かけることが増えました。
13:49 出発
16:00 愛川町
18:08 帰宅