幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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チューブレスだから乗り心地がいい?

ツールドフランスでチューブラーを使用するチームが無くなりました。全てクリンチャーのチューブレスレディです(しかし22チーム中の2チームがチューブを入れました)。

チューブレスレディの性能はチューブラーを越えたのでしょうか。

かつてWOLBER社からLIBERTYというチューブレスのチューブラーが発売されました。しかしそれほど流行りませんでした。チューブが無いから性能が良い(乗り心地が良い)ということでは無かったからでしょう。チューブが無いことよりも、ケーシングがコットンかシルクか、チューブがブチルかラテックスか。これがタイヤの性能を左右する要素だからです。

今のチューブレスレディの事情と同じく、高性能な極薄ケーシングではチューブレスタイヤは作れません。ケーシングの内側に空気漏れを防ぐ膜が必要だからです。だからLIBERTYもそれほど高性能なタイヤにはならなかったんでしょうね。

こうした過去を知っているので今のチューブレスレディの乗り心地が良いという評判を鵜呑みに出来ないんです。しかもセットアップが面倒ですし。

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時々コメントをくださる蛍°さんから訳あってチューブレスレディのタイヤをいただきました。なんと Continental GP5000S TR です。ツールドフランスで最も使用率が高かったタイヤです。ビックリです。こんな高級タイヤをいただけるなんて。改めて蛍°さんありがとうございます(くわえて、なかなかレビューを書けなくてすみません)。

ちょうどワイドリムのいいものを探し当てて購入する機会をうかがっているところ。そのリムはもちろんチューブレス対応です。シーラントのセットアップは面倒ですが、一度はチューブレスレディを体験してみるのも損ではありません。でもその前に一度今のホイールにチューブ付きで履いてみたいと思っています。