幅員5.5m未満をゆく

子ノ権現

岩蔵温泉から子ノ権現まで、長い農村地帯が続く道は何度走っても気持ちがいいものです。
距離にして凡そ20km。ぐるっと回って青梅までは、なんと45kmも続きます。
急坂はキツイですが、細い道をゆるゆると脱力して進むのは至福の時間です。
リカンベントなら背もたれ付きの椅子に座ったままスーっと。首元を通る風がなんとも言えません。

コース


R16は土曜とあって仕事の車が多く気を遣います。
岩蔵街道へ入ってコンビニ休憩。この先は気軽に入れる食べ物屋さんはありませんので、ここで買っておかないとおけません。

日影林通りでは普段見れない貴重な姿を拝みます。お、今日は…


温泉裏の堰の下には稚魚がたくさん。鳥に食べられないようにね。


この区間、様々な小川を横切ります。中流域では護岸されてしまいますが、次第に護岸のない清流になっていきます。


奥武蔵界隈は針葉樹の植林が多いのですが、強い日差しが遮られるので暑い季節には心地良い道になります。


急坂の倉掛峠を超えて子ノ権現へ続く流域へ入ります。
橋の袂にあるお地蔵さん、赤いおべべが綺麗になっていました。ちゃんと気にかけてくれる人がいるんですね。


お地蔵さんは橋とは反対側を向いていますので、かつては右岸に道が通っていたということです。
いつも走りながら対岸の道を目で追っていくんですが、直ぐに埋もれて無くなってしまいます。

今日は新たに石垣を見つけました。
お地蔵さんの前の道はやはり林道ではなく昔あった道だったんですね。
廃道は自然に帰ってしまいましたが石垣は残り続けます。


ゆるゆると上り続け、子ノ権現の激坂入口。
小休止して息を整えて、いざ。


100mくらい進むと後ろからロードが追いついてきました。
僕「こんにちは〜」
ロ「こんにちは〜、それ何て言うんでしたっけ」
僕「リカンベント
ロ「リカンベントでも上れるんですね」
僕「遅いけど上れます。キツイです」
ロ「いや〜、ロードでもキツイです」

ここは激坂に加えて大敵の九十九折があります。それもかなり急な。
一番上の民家の所にあるカーブはなんとかバランスを保ちつつクリアしましたが、その先の勾配が更に一段アップする所で前輪が滑って降参です。

もう少し軽いギヤにしてみようかなぁ…
最後のカーブはこんな。押しながら改めて見ると凄い道ですね。
カメラの水準線に合わせて撮りましたが木が斜めですね。広角の歪みでしょうか。


昼時なのでお腹が空いてきましたが、この辺りはゆっくり出来る場所がありません。
奥武蔵側に開けたところもハイカーがたくさんいたので直ぐに下りました。名栗まで行くか。

下って、天目指峠へ上り返します。
パスハンだと子ノ権現の疲労を持ち越して嫌な上りなんですが、リカだとそれほど嫌な感覚になりません。遅いけど。
勾配とギヤ比が上手くマッチしているんでしょうか。筋肉の疲労を持ち越しません。代わりに膝が少し痛みます。


名栗の集落を惰性で進みます。自転車は惰性で進むのが一つの気持ちよさですが、リカではそれが更に気持ちいいです。
土曜なのでサイクリストは少なめ。代わりに川には釣り師が並んでいます。6月になって鮎解禁ですからね。


橋の近くにあるトイレ前の日影に座ってようやくオニギリ補給。

続いて小沢峠です。
ここもパスハンほど嫌気がありません。ローギヤオンリーですが。
途中でヘロヘロロードに追いつきそうでしたが、向こうがペースアップして行ってしまいました。僕もそこまで元気はありません。

吹上峠は3つあるトンネルの2番目へ上りました。車は通行止め。
木陰のカーブで小休止すると、とても静か。シートに座って休めるので場所を探さなくていいです (^^;


青梅へ出ると街の喧騒。
新青梅街道は道幅が広くて走り易いですが、いかんせん信号が多い。
3速発進で楽にスタートはできますが、鬱陶しいです。

信号待ちで後ろからきた初老サイクリストに声を掛けられました。
老「小回りできるんですか?」
僕「ダメですね。九十九折は厳しいです」

愛車はPanasonicの何でしょうか、700Cでスポルティーフっぽい。
身体、脚ともよく絞られていてますし、足元はSPD。ソックスの長さもバッチリ。時速は28km。いいですねー。


こっち方面からの帰りはR16の御殿峠が曲者。今回はJR沿いに相原へ出る道へ逃げてしまいました。
周辺が開発されて様変わりしていましたが、勾配はゆるいし車も殆ど入ってこないので気に入りました。


その他の写真
https://photos.app.goo.gl/TpWWCYAZEi6zNpYt2

走行距離 140km

06:54 出発
10:05 岩蔵温泉
12:19 子ノ権現
13:30 名栗
17:56 帰宅