ロッドエンドとは、軸受の一種で、球面滑り軸受とも呼ばれます。ボールとハウジングが球面で接触しており、なめらかな回転や揺動運動が可能です。人の関節のような役割を果たすため、様々な機械のリンク機構や、高負荷、衝撃荷重がかかる箇所に使用されます。
Google検索の「AIによる概要」には上記のように説明されていました。僕が使う検索では結構な頻度で嘘のことがありますが、ロッドエンドについては正しいと思います。
CHERUBIMリカンベントではこれをシートステーとリアステーの接合部に使っています。前自転車CruzbikeT50でも使われていたのでアイデアを継承しました。
ケルビムが付けてくれたロッドエンドは形はとても良いんですが、表面が梨地で経年によって草臥れ感が出て来たのでステンレスの物に交換しました。
こちらの形は表面仕上げは綺麗ですが造形的にはイマイチです。ナットは2種(両面取り)がセットされていたので1種(片面取り)に替えて付けました。上では3種(薄い)が付いており、ケルビムでは軽量化と造形的な面からチョイスしたのかもしれません。
このロッドエンドの役割りは3つがあります。
1.シートステーの長さ調整(シート角の調整)
2.シートステーとリアステーの角度の違いに対応(ロッドエンド内部球面)
3.シートステーの動き(回転)に対応
フレームはしなりますから。
こんな部品一つでも新しい物に替えると気分がいいです。その後も時々愛車のある部屋へ行って眺めています。