去年は7月末に行って暑かったので今年は10月初めの土日にしよう、と一緒に行く予定のトリプーさんと調整しました。しかし土曜の天気予報が雨マークになってしまい、一人で日月で行くことにしました。
今回は中サイズのパニアバッグで行きたかったので、小さく畳める低い椅子を新たに購入しました。また これに合わせたテーブルもバッグに入りました。テントはリヤキャリヤ上へ載せ、ポールはシート下のバッグに入れました。
バッグ込みの重量は6.8kg。ポール0.3kgを加えると7.1kg。去年より少し重くなってしまいました。椅子は軽くなりましたが、夏用シュラフとテーブルがプラスの重さになりますからね。
結果 使わなかったのは、エアマット、アンダーシャツ・タイツ、着替えの中に入っている裏起毛ウィンドブレーカー、スコップ(プラ板)、エコバッグ、チリ紙。
この内 エアマットとエコバッグは来年から外します。
中型バッグとキャリヤに上手くまとまりました。
2日間のルート 137.6km △1,217m
クリックするとRWGPSでZoomできるようになります。
お地蔵さんに挨拶して、さぁ出発です。
R16の旧道を走って鶴ヶ峰、相鉄線沿いの水道みちで保土ヶ谷まで。
踏切は一方通行なので路側帯を押して渡りました。前からくる人とのすれ違いもありますからね。後ろにいたシティサイクルの若者は乗車していました。道路交通法には反しますが、最適解は乗って両足で地面を蹴るのがいいでしょう。その方がすれ違うのに幅をとりません。
保土ヶ谷駅前から急坂のトンネルを抜けてDONDON商店街を下ります。
ふと調べたら「ドンドン商店街の歴史」というホームページがありました。
八幡橋へ出てからR16を走りますが、日曜の午前中とあって車が凄く少ないです。多くは隣のバイパスを走っているからでしょうけど、磯子駅前まで2km近く車に抜かれませんでした。2車線を独り占め。
国道も空いていると気持ちいいものです。緩いアップダウンでは荷物の重さを感じますが、遅くても気になりません。以前の日曜なら三浦へ向かうサイクリストは多かったんですが、金沢八景で後に一人追いついてきただけでした。
田浦の工場地帯。マンガでよく描かれる工場そのものです。
税関の玄関前からは係留されている潜水艦が見えます。
枕木も残る廃線。
解体キングダム。
横須賀のヴェルニー公園前からも潜水艦が見れます。左は護衛艦でしょうか。
こちらは南国ムードあふれる馬堀海岸。でもリカンベントは頭が低いので海は見えません。
走水からは富士山は見えませんでした。立小便禁止!
ようやく海が近くなりました。たたら浜は今日も澄んでいます。目の保養はできませんでした。
道路直結の鴨居港。
バルバスバウは薄いタイプだけでした。丸いのが好みです。
ちょうど12時くらいに久里浜の黒船食堂に入りました。今回は中華丼にしてみましたが、あんかけの甘さがちょうどよく美味しかった。次回もありです。
髭のオジサンとは顔馴染みになりました (^^;
広い三浦海岸をぐる~っと回って先の方へ行くと静かになります。向こうは房総半島。
江奈湾は満潮でした。芦原にはカニがわんさかいることでしょう。
今日一番の急坂を上っていると、オレンジのKawasakiで一服している男性が視線を送ってきてサムズアップ。遊びは違えど遊び心は通じるものがあります。
岩堂山の神明社前からの眺める景色は、高台の畑と広い海と広い空。
大きな三差路にあるスーパーで夕食と朝食を買い込み、下り途中のコンビニでビールを購入。バッグに入れていた幾つかをシート背面ケースへ入れ、食料の方をバッグへ入れました。ビールと凍ったお茶を保冷バッグへ入れて、これはお腹に乗せてキャンプサイトまでゆっくり走りました。
浜へ下る藪道は少し手入れされている感じでした。心配したスズメバチもいませんでした。
まずは350mlのエビスを一杯 (^^) うまい!
目の前はこんな (^^; ここは撮影ポイントなのでよく会います。お二人とも終始笑顔でした。アシスタントのオネエサンに「ウエディングドレスは何処で着替えるんですか?」と聞いたら「着たまま藪道を降りてきます。」とのこと。えー、転んだらどうするんでしょ。
ずっと見ていると嫌だろうと思って岬の先端へ登ったり、薪を集めたりしました。
ようやく浜での撮影を終えて岬の方へ行ったのでテントを設営。
晴れで良かった!
沖にはヨット。
雲が多いから諦めていた夕焼けが、雲の隙間から見えました。
岬の先端の高台でタープを張っていたBromptonカップルが帰り際に寄ってくれました。「リカンベントなんですね」『次の一台にどうですか?』
ウエディング撮影でもドローンを使っていましたが、それが終わる頃に別の人が「これからドローンを飛ばしますので」と律儀に挨拶しに来ました。ドローン真っ盛り。
ここは人気歌手のMTVでも使われるくらい有名な所なので、ウエディングはもとより、ドローンで撮影したい人も多いのでしょう。
もってきた新聞紙で着火成功。空気を送るには うちわ が一番。
ウエディング撮影は日が沈んだどころで終了した模様。足元に気を付けながら帰っていきました。途中、アシスタントのオネエサンと目が合うとペコリ。もう一度目が合うと手を振ってくれました。来年また会いましょう。
夜も更け、後ろから明るい月が上がってきました。
夕食はスーパーで買ったお惣菜。この季節ではお店で温めてくる悪くなりそうなので、冷えても食べられそうなものにしました。来年は火器を持ってこようかな。どうしよう。ビールは500ml×3本と350ml×2本。
一人だと色んなことを考えます。過去のことを思い出したり、今のことや この先の老いていくこと。
雲で月明りが無くなり、再び明るくなって影ができるほどでした。予報の雨域はあれだったのかな。気温は低く無く、ハンドで半ズボンで寒くありませんでした。まったり。
お、目の前に黒い影がっ!? ヘッドライトを向けると速いスピードで去っていきました。シカっぽい糞がたくさんあるなぁ と思っていたんですが、ウサギの糞だったようです。納得。毎晩ここでしているんでしょう。今夜は変なオヤジがいて戸惑ったことでしょうね。
何度も薪を集めてきて、もう拾うものが無くなって、テントへ入りました。
○●○●
翌朝05:50の目覚ましで起きました。
テントは Naturehike の Tagar 2。弓なりの天井にはフライシートが無いので雨の浸水が心配です。雨が降れば確認できると思っていましたが降りませんでした。
新しく買った低い椅子は砂に埋もれず、立ったり座ったりも苦になりませんでした。テーブルも大正解。ビールやグラスが安定して置けますし、食材を地べたへ置くとアリやフナムシが寄ってきますからね。
ウサギの糞です。良く栄養が摂れているようですね。
先端まで朝の散歩。泊りは僕の他に高台の芝生にテント一張りだけでした。
お、富士山が顔を出しました。
シーカカヤッカーも朝は早いです。昼近くなると風向きが変わるのと波も出てきますから。凪いだ海面をスーッと進むのは気持ちが良いんです。腕だけで進むものですが、思うほど疲れない乗り物です。
こちらはシットオンカヤックで釣りをしているようです。
晴れてきました。熱い。でも再び雲隠れしてくれたので、しばらくまったりしました。
8時半くらいに片付けを初めて9時くらいに撤収しました。周りにあった他の焚火跡も含めて原状回復しました。藪道は自転車と荷物に別けて登りました。
今日の佐島マリーナのディスプレイは渋い色のクルーザーでした。
久しぶりに立石に寄りました。
月曜なので人影無し。
ハートのバス停の先から長者ヶ埼。ここも人影無し。
御用邸の前のカヌー工房。木製シーカヤックが格好いいです。
江の島が見えました。あの近くまで行きます。
逗子マリーナは南国風のマンション群が特徴です。一方通行が多いので要注意。
材木座海岸で一休み。夏が終わって、こちらも静かですね~。
極楽寺駅を回って下ると、ちょうど江ノ電がやってきました。
CMにある場面。
さっきの江ノ電と並走。
江の島が近づいてきたら右折します。
裏道を通って藤沢の小松屋ラーメンへ行くと定休日でした。残念。
昼食難民になるかと思いましたが、白旗を右折した所で見つけた長浜ラーメンへ入りました。このラーメンが美味しかったです。見難いですが右にワンタンも入っています。ここも2回目ありです。
こんな手の込んだジオラマが幾つもあって、ラーメンが来るまで飽きません。
帰りは和泉川沿いのポタリングルートにしました。
こんな風景の中を進んでいたら眠くなってきました。ウトウト ...
ぶっとい木製手すりの橋。
下を覗くとアオサギ。
ここのベンチで休憩していたら15分くらい寝落ち。暗い雲が広がってきたので帰りました。
今回も楽しい海キャンプでした。また来年。
08:00 出発
10:11 金沢八景
12:00 久里浜
14:50 キャンプ地 着
09:00 出発
11:10 材木座海岸
12:20 白旗
14:51 帰宅