リカンベントのメインチューブ下(シートの下)へ吊り下げるバッグへ付ける泥除けの工作です。
バッグは APIDURA の RACING FRAME PACK 4.0L で、製作中のCHERUBIMリカンベント用に数年前に購入したものです。
リカンベントではフロントホイールからの飛沫が容赦なくバッグへかかって汚れるんです。繊維に染み込んだ泥汚れはみすぼらしいので、ここへプラ板を張って掃除し易くしてあげる作戦です。
角の部分はプラ板へ切れ込みを三つ入れてバッグに沿わせます。
バッグの先端部分にはアクセサリー類のケーブルを通す穴が開いていて、外面には蓋がしてあります。このスリットへプラ板の先端を入れます。穴を塞ぐことになりますが、バッグ本来の設計と違って下へ取り付けるので、ここからケーブルを通すことはありません。
プラ板とバッグ双方に穴を開けてボルトオンです。超低頭ボルトで出っ張りは殆どありません。スッキリ。下部は二本ずつにして、荷物の重みでバッグ底が変形した時に隙間が出来ないようにしました。
このバッグは縫い目が圧着で防水性を高めた製品ですが、穴を開けたことで防水性は無くなってしまいました。中へ入れる荷物は濡れても構わない物ばかりなのと、汚れたらさっと拭けて精神的に良いです。
CHERUBIMリカンベントには短いフェンダーを前後に装着します。泥除けの機能とエアロダイナミクスを狙った設計で、短いので飛沫は多くなりますが人体へかからないギリギリの長さです。その分ここへビシャビシャとかかります。