幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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十一曲り-小渕峠-牧馬峠-志田峠

リカンベントでの週末サイクリングは僕にとって日常になってきました。犬が散歩しながらテリトリーの各所へマーキングするようなもので、僕は走りながらその時々で感じたものを写真に撮っていきます。
対してパスハンター。以前はこちらが日常でしたが今では非日常になりました。今回はそのパスハンターで非日常を楽しみました。快走、林道ヒルクライム、山道下り、パスハンティング、ダート走行。それぞれ短い道程を繋ぎ合わせです。

ルート 103.9km △1,755m
クリックするとRWGPSでZoomできるようになります。


千木良を過ぎてR20を少し先を右折して美女谷へ向かいます。


制限高さの表示はありますが、最近の乗用車は幅も広くなっていますので、ここをクランク状に潜るのも気を遣いそうです。


しっかりした銘板の美女谷橋。この Vanguard Backpackers の看板を見ると思い出すのはトヨタ自動車のRV、バンガード。あまり格好いい印象はありませんでしたが、、、
この Vanguard Backpackers は宿泊施設のようです。


美女谷の照手姫。今日も腰をかがめて髪を洗っています。


去年は日陰に積雪がありましたが今回は無く、じわじわと上って行くとピーク手前で視界が開けるところがあります。陣馬尾根のあの弛みは小仏峠でしょうか。
そう言えば先週あたりから杉林が黄色掛かってきましたね。あと少しで花粉が飛びまくりそう。


ピークで尾根に付く登山道と交差します。向こうへ上って行くと明王峠です。高校生の頃にぶとぼそ氏とS氏と三人でここを下って与瀬神社へ下ったことがあります。あの時は陣馬山からだったかなぁ。


その時はここを左へ行きましたが、今は右の巻道へ進みます。


冬の落ち葉が積もった道は気持ちいいです。


そしていつもの火の用心リス君。こんな落ち葉だらけの山に火の手が上がったら丸焦げですから、ホントに要注意です。


さぁ、ハイライトの小径です。


ふり返っても気分良し。


写真はたくさんですが数百メートルです。ずっと続けば最高なんですけどね。


舗装路に出て直ぐに再び山道へ入ります。ここは去年出会ったMTB氏に教えてもらった九十九折。


右に左に落ち葉を踏んで下って行きます。


十一曲りと言うのでしょうか。そう呼ぶことにしましょう。


下山。この手前50mくらいが少しガレて押し歩きますが、そこまでは ほぼ乗って下れます。馬頭観音がある通り馬が登った古道なので階段はありません。


甲州街道の高い位置へぶつかります。正面奥は大室山ですね。


一旦下って中央本線の踏切を渡って和田峠方面へ向かいます。昼が近くなってきてお腹も空いてきましたが、まだ昼食場所ではないので自販機でおしるこをいただきました。
陣馬山への登山口付近でハイカーが賑わっている場所ですが、昼時はさすがに皆さん山の上なのでしょう。


上沢井で川を渡って小渕峠へプチパスハンティング。

小渕と言えば元総理。一国の総理大臣が脳梗塞で突然亡くなると言う、強烈な印象として残っています。そんなことを思い出しながら暗い植林の中の山道を押して登っていきます。

明るくなってくると峠近し。


小渕峠です。馬頭観音の一つでも置いてあると様になるんですが、、、


少し風が出てきました。空も雲が出てきて日が陰っています。
先ほどの十一曲りと違って人があまり入っていないようで、落ち葉の踏み心地がいいです。


そして尾根上の電車道。ずっと乗れます。まっすぐな尾根の先端にはお決まりの金毘羅神社


送電線鉄塔の下は視界が開けてぽかぽか。左手は扇山、右奥は権現山ですね。


石碑が集められていますが、ほったらかしっぽい。右後ろの一つは倒れたままでした。


うんぐ~、結構重たいですが立ちました。土台には丸い凹があって、お地蔵さんの底にはそれに合う凸があります。凸凹密着は基本です。


最後は中央高速に突き当たって終了。


腹へった~。去年と同じこの場所で昼食にしました。日当たりがいいし右手に腰掛けがあります。


これも去年と同じクリームシチュー。ジャガイモとニンジンごろごろで美味しいです。


もちろん おむすびIN。使い難いスプーン、まだ使ってます。


中央高速を渡り、R20を少し走って桂川を渡って名倉へ。振り返ると下って来た尾根が見えました。左の鉄塔がお地蔵さんがいたところ。


秋川橋を渡って次は牧馬峠へ向かいます。県道から左へ外れて小さな峠を上って行きますが、途中2019年の台風で大崩落した地点を通ると、道端に花が供えてありました。確か一軒流されてしまったんですよね。直ぐ隣にも一軒ありますが、何が運命を別けたのでしょうか、、、

ピークの手前で左の急坂を押して上ってくるロードのグループ。その中の女性から「こんにちは~」『こんにちは~』。この先は繋がっていないと思うんだけど、、、後で調べてら Cafe があるようでした。な~るほど。

ピークで一息ついているとロードグループが抜かして行きました。その最後尾に追いついて下り、彼らも牧馬峠か、それとも鼠坂か、唐辛子三差路の手前を右折しなかったので、鼠坂へ向かったようです。僕は右折。

牧馬峠の手前、◎マークの坂がキツイ。こんなにキツカッタっけ?


道志みちへ出て直ぐに左折して鳥屋へ。そのまま道志みちでも大して変わりませんが、多少坂があっても交通量が少ない方がいいんです。
R412に出て長竹を下って行き、上り返す時に後ろにロードの気配。ここは立ち漕ぎで頑張りました。

ロード氏を意識しながら上って、左へ入ってニローネ。今日はオートバイの先客がいたのと、風が吹きさらしなので石碑前の特別席にしました。


今日はピーナッツのホットサンド。両面焦げ目をつけると中のピーナッツもとろ~り。でもちゅーちゅー吸わないとたれてきますので要注意。


夏場は暑苦しいおべべですが、冬はちょうど良さそうですね。新調したのかふかふかでした。


志田峠もゆるゆると思っていましたが最後はローギヤです。


さわるとぐらぐらしました。そろそろ倒れてしまいそう。でも こうして掘ってあると長く残りますね。


下りはダートなんですが、数年前にコンクリートで固められてしまい、ちょっと走り心地が良くないダートです。この道は昔から湿っぽくて良く掘れてしまっていましたから、固めるのも致し方ないのかもしれません。舗装されるよりはましかな。


去年はこの後に三増峠へ上りましたが、担ぎが嫌なので今回は止め。軟弱になりました。意外に長くダートの下りが楽しめるんですけどね。また違う時に走ります。
道道で座架依橋経由で帰りました。


07:29 出発
09:50 美女谷
10:47 林道ピーク
11:35 子の入
12:32 小渕峠
14:27 牧馬峠
15:47 志田峠
17:29 帰宅