幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

幅員5.5m未満をゆく

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鶴峠

金曜は大雪警報でしたが、予想よりも気温が高かったのか積雪は少なめで、肩透かしに終わったようですね。それでも山間部は雪は多くなりますから、サイクリングへ行く場所は限られてしまいます。土曜に各方面の道路画像を確認すると、雪で通行止めのところが分かりました。日本の道路情勢はすこぶる良いので、民家があれば積雪後に速攻で除雪が行き届きます。日が経つと凍ってしまい除雪が難しくなるからです。

そんな訳で日曜は鶴峠へ向かいました。隣の奥多摩周遊道路は通行止めですが、鶴峠は県道であり生活道として利用されていますから、雪が残っていても多くはないでしょう。

ルート 159.7km △2,193m
クリックするとRWGPSでZoomできるようになります。


最近は同じような地域を走ることになってしまいますが雪では仕方ありません。先週パスハンから下って来た小渕の前を通過して上野原へ上ります。この日も雪を懸念して車が少なくて気持ちいいです。上野原までのしんどい上りで車はやってきませんでした。

ふくよかで形のいいお山、冬は木の葉が落ちて輪郭が柔らかそうに見えます。


棡原の交差点、車は殆ど通っていません。


気温は高めで中厚でのグローブが暑苦しいくらい。雪も一気に解けています。そして路面はびたびた。愛車は泥だらけ。


初戸から腰掛林道へ入ります。林道と言っても生活道になっていますので除雪されています。途中の橋を工事していることは前回に逆から鶴峠を下って来た時に確認していて、入口の看板を改めて見ましたが日曜ですし休工です。


除雪はされているものの、部分的にはこのような路面も出現します。


この橋が工事中です。


郷原の激坂を上って振り返ります。降雪が少なかったのがわかりますね。


三頭山の麓に広がる原集落。日当たりのいいこの農地は10年後どうなっているでしょうか。既に半分以上は手が付けられていないようです。


古い家屋はかろうじて家の姿を留めています。


煙突から出る煙を見ると、なんとなく癒されます。薪を燃やす匂いが漂ってきました。


飯尾からしばらく急坂になりますが、車もオートバイも殆ど来ないので気を遣わなくていいです。ガードレールの下では二人の男性が喋っていて、静かな集落に声がこだましていました。


お腹空いた~。ちんたら走っていたので既に13時前。


お腹が満たされたら少し力が沸きました。ピカチュー似のリスが年々痩せて行くように見えます。


濡れた道とシャーベットなコーナーを注意して下っていると、それまで冷たい空気だったのが、ある地点を境に暖かくなったのが感じられました。雪=氷ですから、風がないと空気が冷やされているんでしょう。

奥多摩ダム湖の手前で後ろからバスがやってきました。


西東京バスです。山間の農村を繋いでがんばって働いています。


奥多摩周遊道路も通行止め(土曜の情報)ですが、時折りサイクリストとすれ違います。


雪をもたらせた低気圧は太平洋を通過しましたので、海から遠い奥多摩では降雪は少なかったようでした。
下りは奥多摩むかしみちへは寄らずにトンネルを潜りながら快適なダウンヒルを楽しみました。
軍畑から右岸の吉野街道へ移るのが定番となりつつあります。なぜかこちらの方が下り勾配があるように感じます。ぐんぐん下って満地トンネルで少し上り返し、草花通りで帰途につきました。

暗くなった町田街道を快調に走っていると車とのトラブルに遭ってしまいました。接触はしませんでしたが、ちょっとやっかいなことに(詳しくは公にしませんが) はぁ、、、30分ばかりロスして帰宅しました。
そんな訳でちょっと気分がのらない日記になってしまいました。


07:29 出発
10:20 上野原
12:07 郷原
13:38 鶴峠
14:15 奥多摩湖
19:07 帰宅