幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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右側通行の行動パターン



自転車は車道の左側を通行。これは日本の道路交通法で定められています。しかし右側通行する人をよく見かけます。一日サイクリングしていれば何人も見ます。

何を考えているんだこいつ、と思って観察していると、右側通行する人の多くはしばらくすると右折して行きます(信号がないT字路が多い)。
つまり右折する少し前に後方を確認し、その時点から右側通行を開始するんです。
後方を確認した時に車が来ていたら、しばらく走って再び後方を確認しています。

なぜなぜをしてみます。

なぜ 右側通行するの?
 右折したいから

なぜ 右折したいと右側通行するの?
 後ろから車が来ると右折できないから

 なぜ 後ろから車が来ると右折できないの?
  車にひかれるから

 なぜ 車にひかれるの?
  停止しないから

なぜ 右折したいと右側通行するの?
 何度も後ろを確認したくないから

 なぜ 何度も後ろを確認したくないの?
  確認する度に自転車がふらつくから

 なぜ 自転車がふらつくの?
  身体と頭を捻るから

右側通行する要因が二つ見えました。
1.右折するのに一時停止したくない。
2.右折する前に何度も後ろを確認したくない。

右折する時に後ろから車が来た時は、一時停止して車をやり過ごすことになります。嫌でも仕方ありません。

他方、後ろを何度も確認しなくて済むようにするには、バックミラーを付けるのがいいでしょう。右折する少し前にバックミラーで車が来るのが分かったら、自分の速度を調整して車をやり過ごせます。

バックミラーによって右側通行を100%無くすことはできませんが、少なくとも増えることはないでしょう。

サイクリストの皆さんもバックミラーを付けると何かと楽ですよ。安心安全。