幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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ハブナットとテント試し張り

ALFINE内装ハブギヤのロックナットが傷だらけになってきました。整備やパンク修理の度に脱着しますので仕方ありません。

ネジ規格は3/8。インチねじです。スポーツ用自転車のハブは大抵ミリねじのM10なので3/8は少数派。BMXが3/8を使っています。

この緑色のアルミナットは10年くらい前までは多く流通していました。ショップでプラスチックの円筒ケースに、色とりどりのナットが入ってるのを見た人も多いと思います。パスハンター用にはカラーアルマイトを脱色してシルバーにして付けていますが、リカンベント用は手抜きです (^^;
ちなみにオリジナルのハブナットは鉄の袋ナットで、しかも倍くらいの長さがあって凄く重たいです。

今はほぼ売れてしまったようでネット上でも品切れで見つかりませんでした。
ようやく見つけたのは中国サイトのAliexpress内のお店でした。ロゴやイラストが描かれていますが我慢します。


装着。ナットから覗くシャフトの出具合が丁度いいです。ナットと共締めしている緑色のものは回り留めワッシャーです。内装ハブギヤには必須のもの。

無事に装着できることが分かったので、パスハンターと息子の自転車用と合わせて数セット買おうと思います。そしたら合わせてアルマイトを脱色しようかな。それまでは今までの傷だらけのを使います。


ハブナットと同じ日に新テント Naturehike Tagar2 も届きました。同じ船に乗ってきたようです (^^;
実家へ行く用事があったので持って行って試し張りしました。自宅には庭が無いし、自立しないテントなので居間に張ることも出来ないんです。

事前情報ではポールをスリーブへ通して両端の金具へ留めるのに物凄く力が必要とのことでした。中にはポールを短く切る人も。しかしあっさり留められました。いたって普通な感じ。

メーカー推奨の設営手順は、ポールを弓なりに張る前に、テントの四隅をペグ留めしてから行うらしいです。しかしネット上の動画を見ると皆さん苦労していました。

このテントの上手に設営するには次の手順がいいと思います。
1.グランドシートとテント本体を重ねて設営場所を決めます
2.ポールを入れる反対側の床端の二ヶ所をペグ留めします
3.ポールをスリーブへ通し、向こう側にあるテント端の金具へ留めます
4.ポールを弓なりに反らせて手前のテント端金具へ留めます
  (こうするとポールが倒れずに立ち上がります)
5.必要な個所をペグ留めして完成

うまく設営できました。ぴんっと張れていい感じです。

ポール吊り下げタイプではなくポールをスリーブへ通すタイプは、設営が面倒なものです。ポールが2本以上あると張り難いんです。でもこのテントはポールが1本なので難無く設営できました。そしてスリーブタイプは生地が綺麗に引っ張られて美しい!

一つ心配していたのは、張り綱を引かない状態(写真の状態)での強度です。ポールをもって揺すってみましたが、そこそこの強度で踏ん張っていました。床面のペグ留めだけでも大丈夫そうでした。風が心配な時だけポールから張り綱を引けばいい感じです。

付属のペグはY断面で考えられていますが、短いので砂地には向きません。海キャンプの時はいつも使っているペグと、砂地用のペグを使うことにします。

さて、この Naturehike Tagar2 はセミシングルウォールテントです。僕もそうでしたが、購入する前は何処がシングルで何処がダブルか、また何処がメッシュか、が気になりました。
写真の青三角(両面)がメッシュです。そしてこの三角+底までの面がダブルということです。シングルは弓なりに反った天井部分。結露したら小まめに拭き取る必要があります。


天井に渡した短いポールの部分は水平になってしまいますので、水滴が溜まっている時はテントから出る前に揺すって落とす必要があります。雪は積もります。


出入口は片面のみです。向こう側は置いた荷物を出し入れできるだけのジッパーがあります。それと上部に換気用の小さな窓があります。


風通しは両側出入口のタイプに比べると劣ります。夏の海キャンプで無風の夜(めったにありませんが)だと暑いかもしれません。それと撤収前に結露した天井を乾かすのに時間が掛かりそうです。ダブルウォールテントなら結露はフライシートだけなので、ひっくり返して乾かすことが出来ましたからね。

さて、お盆休みになりましたが、この時期に海キャンプは混んでいるので行きません。9月になってからです。それまでにパニアバッグシェルを作らなきゃ。