幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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食わず嫌いはもったいない

誰の人生も一度きりです。好きな事だけをずっと続けるのもいいですが、脇道へ入ると違った世界があります。そして好きな事が増えるかもしれません。

ロードレーサーで始まった趣味としての自転車遊びは、NewCycling誌の影響でパスハンターへ移りました。自然や野山が好きという本質の部分が呼び覚まされた感じです。
ランドナーには結局手を出しませんでした。ランドナー=泊り旅, 輪行 という方程式が浮かび、社会人になって長期休暇が取れないことと電車に乗るのが嫌いなこともあります。


リカンベントへの移行は自転車に対する全てがひっくり返るくらいの転換でした。走る場所は同じですが、身体に伝わる全てが違うと言っていいでしょう。脚でペダルを回す踏む感触、ハンドルから手に伝わる鼓動、そして見える世界はまるで違います。そして疲れない。速い。


同じく新しいパーツとしてのディスクブレーキ。取り付けから日常の点検整備、パッドやローターの消耗。オイル式のピストン絡みの消耗。そして先日の小石挟まり事件。
手は掛かりますが軽い力で強い制動力を得られるのは確かですし、降雨時の制動も信頼がおけます。長い旅に出るのでなければ日常メンテナンスしながら使うには良いブレーキです。雨でタイヤが汚れないのも幸せです。


Rene Herse Cycles のワイドタイヤ革命も自分で確かめました。タイヤサイドが柔らかく軽量ならば、太いタイヤでも細いタイヤと同等のスピードで転がる。ツーリストにはとても喜ばしい大革命です。これを受けてロードレース界も28Cや30Cへと変わってきています。
パスハンターに26x1.8HE(実測幅40mm)を履かせました。それまでのパセラ1.25HEと遜色ない巡行速度を体感でき、山道(つるつる除く)ダート林道でのパフォーマンスはツーリングとして十分に満足できました。柔らかな乗り心地は高速でも低速でも気持ちいいものです。


パスハンターにはマッドガードを付けていないことと、センタープルブレーキのため雨でタイヤが汚れてしまいます。このため雨の日は走りたくありません。
リカンベントには簡易的マッドガードがありディスクブレーキなので、雨が降っても気負いは無くなりました。逆に暑い季節なら少しの雨は歓迎したいくらいです。


リカンベントは現在オーダー中ですが、その次があるならパスハンターにディスクブレーキを付けたいです。重量増を抑えるために、最新のサスペンションステムやピラーを導入すれば今と同じくらいになるかもしれません。

この4~5年で、こんな感じで僕の自転車趣味は変化して楽しんできました。皆さんも新しい道へ入ってみてはいかがですか? 結果、ダメだと思ったら引き返せばいいのですから。