CHERUBIMからリカンベントのヘッドチューブの経過と、チェーンステー変更の問い合わせが来ました。
ラグレスではヘッドチューブの上下の強度が不足するとのことで、リングをロウ付けしているそうです。ラグ付きの場合を考えると納得です。
1インチ用は無いためにワンオフで作るということでしたが、デザイン的には特別気にしていませんでした。
以前「こんな感じにしてみました」と言って担当者が見せてくれたものはカマボコ断面だったんです(因みに製作は今野氏だけでなく他の方々も行います)。
初めは「あぁ、いいですね。」と返事したものの、カマボコ断面のリングの上に更にカマボコ断面なヘッドパーツが付くことになりますので、結果、ただのリングにしてください、となったのです。
にもかかわらず、先日途中経過で送って来た画像にはカマボコのリングが付いていて、再度ダメ出ししたという訳です。
どうせ手を加えるならとデザイン案を図面で渡したところ、綺麗に作ってくれました。
こちらが前回までのカマボコのリングです。
チェーンステーの変更は、径をΦ24.0mmからΦ19.0mmにしませんか? ということでした。強度的には問題ないとのこと。
製作するリカンベントは前輪駆動のために前三角はガッチリした強度になります。フォークは一般的なΦ24.0mmで、BBからヘッド上部を結ぶブームはΦ28.6mm。チェーンステーがΦ19.0mmでもよさそうです。ただしブリッジは必要とのことでした。
Cruzbikeの他のモデルもブームは太いですがチェーンステーはあまり太く無いし、細山製作所が作ったリカンベントも特別太くは無かったので、Φ19.0mmで了承しました。
尚、CHERUBIMのStickyというモデルでこのΦ19.0mmチェーンステーを使っているそうです。
写真上がΦ19.0mm