幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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メガネを注文しました

もう幾つ買い換えたか分かりません。20代の頃からメガネのお世話になっています。
形は基本的にボストンですが、一時期流行りのナイロールを使っていたこともあります。でもレンズが小さい(上下に狭い)ので自転車には不向き。今はレンズが大きなボストンの樹脂フレームで、これを6年8ヶ月使いました。

新しいメガネを買うきっかけになったのは鼻パッドが劣化してきたからです。ウレタン系なので汗等で劣化が激しく3つくらい交換しましたが、いい加減嫌になったんです。それと鼻パッドの金属部分が錆びてきて、汗と錆とで緑になってしまい、週に一度くらい爪楊枝でほじくって綺麗にする、という繰り返し。もう鼻パッドがウレタンタイプのメガネは買いません。普通のプラスチックの鼻パッドの方が交換や掃除が楽です。

購入したのはこちら、眼鏡市場です。

https://onlineshop.meganeichiba.jp/ec/proSet/2/I-iset_fft067

今使っているメガネとあまり変わりません 。冒険しないオヤジ (^^;
2万円前後なので幾つか買ってTPOに合わせて使い分けるのもいいんですが、なかなか実行できないでいます。

近視で視力はかなり低く、今回裸眼で計測したら0.05でした (-.-)
メガネの度数は1.0~1.2が見えるくらいで、これに老眼を二番目に弱いのを入れました。乱視もあります。
幸い今使っているメガネから左目は度数に変化はなく、右目が若干弱くなっていたので度数が上がりました。6年8ヶ月でこれだけ変化が少ないのは良かったです。当日天気が良かったこともあるでしょう。普段、日によって調子はまちまちです。

メガネを作る時は、こちらがメガネについてよく勉強することと、知らないことは聞いて教えてもらう、フィッティングをきちんと行ってもらう、ということが大切です。

形ですが、自転車に乗ることが前提なのでレンズが大きいボストンにしました。レンズが大きい=視界が広いということですし、前傾自転車の場合は特に上目遣いで見ますから上下に狭いレンズは非常に鬱陶しいです。リカンベントでは逆にレンズの下半分の視界が欲しいです。

フレームの材質は主にメタルと樹脂がありますが、レンズの厚さを考慮して決めることになります。視力が弱い(度がきつい)とレンズが厚くなりますので、メタル等の細いフレームではレンズが厚いとはみ出して綺麗な仕上がりになりません。僕は前回から樹脂製のフレームにしています。

レンズの材質はガラスとプラスチックがありますが、最近はほぼプラスチックのようです。ガラスは割れるリスクがあるのと、重いです。

老眼は度数に加えてレンズのどの辺りから老眼へ変化させるかを指定できます。今回僕はこれを忘れて指定しませんでしたが、仕上がりを想定した試着で見え方を確認したので大丈夫でしょう。

レンズのコーティングは様々なものがありますが、僕はUVカットだけにしました(ハードコートは標準仕様)。ブルーライトカットも検討しましたが、メリットとデメリットを聞いて止めました。ブルーライトによる健康被害は気にするほどではないという意見が多いのと、長時間のPC仕事で目の疲労を感じることも少ないからです。それとブルーカットレンズは薄黄色になります。僕は自然の色をそのままの色で見たいです。

レンズについてもう一つあります。それはレンズのカット面の仕上げです。即ち縁の仕上げ。これは二つあってクリア仕上げとマット仕上げです。後者は摺りガラスのようなもの。
厚い樹脂フレームならほぼレンズがフレームからはみ出しませんが、斜め方向からメガネを見ると内側にレンズの断面(縁)が見えるんです。ここが白い摺りガラス調かクリアか好みが分かれるところです。今のものはマット仕上げですが、新しいものはクリア仕上げにしてみました。

フレームが決まり、視力測定をし、レンズが決まると、多くの人はこれでお終いと思うでしょうけど、僕は フィッティング をしてもらいます

鼻パッドの位置、つる(耳掛け)の曲げ、これらを調整してもらいます。家で自分で行うこともできますが、壊したり傷をつけてしまう可能性があります。お店には専用の工具がありますし、先方が傷を付けたら新しいものにしてもらえますからね。
それと、目の左右幅とレンズの中心を計測しますが、これを行う前にフィッティングする必要があります。

鼻パッドは針金の先についているタイプであれば、かなり調整幅があります。僕がここで要求するのは、レンズをできるだけ目に近くすることとです。
目に近くすることは即ち視界が広くなるということです。5mm離れたレンズを通して見える視界と、これが3mmの場合とでは歴然の違いがあります。鼻パッドは幅を広くすればレンズが目に近づきます。その上で鼻骨に隙間なく当たるように角度を調整してもらいます。レンズの上下位置も合わせて調整します。

つる(耳掛け)は耳の後ろに限りなくフィットさせてもらいます。これによってずり落ちが少なくなりますし、下を向いた時にメガネが浮くことも無くなります。ただ、これを鬱陶しいと感じる人もいますので、自分にとって心地いいフィットにしてもらえばいいです。あ、マスクは外して調整してもらいました。
尚、自転車専用のメガネにする場合はヘルメットとの兼ね合いもあります。ヘルメットを被ったままメガネを外したい場合は つる(耳掛け)は直線的な方がいいです。

さて、仕上がりは10日ほど掛かるそうです。お世話になった今のメガネに感謝しながら、それまで壊さないように大事に使おうと思います。