幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

幅員5.5m未満をゆく

記事の検索  | 最近のコメント  | この記事のコメント 
記事の一覧  | カテゴリー  | 月別アーカイブ  | 過去記事一覧 |  

息子用の自転車 再び

長男の自転車は高校に入って直ぐに作りました。フレームは日本の店が海外(台湾?)へ製作発注していたもので、鉄ならではの過熱による青味が魅力的でした。しかしクロモリチューブの品質が悪かったのか、しばらくすると錆が進行して見るも無残なものとなってしまいました。


700Cでブルホーンバー、もちろんALFINE内装ハブギヤを導入しました。毎日の通学と週末は僕と一緒にサイクリングを楽しんでくれましたが、しばらくすると大人しく家でゲームすることが多くなっていきました。残念。でも今でもヨーロッパのレースを J SPORTS で見ているので気持ちは離れていないようです。

バイト先が家から歩けるところだったこともあって、自転車に乗るのは買い物へ行く時くらいになってしまいましたが、昨年から少し離れた所で働くようになって再び乗るようになったんです。そして、「新しい自転車が欲しい」と! よしよし (^^)

もういい大人なので自分で探して選べばいいんですが、そういうのは面倒くさがる性格なので僕が探します。

最初に出てきた要求は「シフターはブレーキと一緒のやつがいい」。今はブルホーンバーのステムに近いところにラピッドファイヤーを付けています。ALFINE内装ハブギヤ用のデュアルコントロールレバーのシフターは MicroSHIFT から発売されていますので、まずはこれを入手しなければなりません。一番入手し難いですからね。
デュアルコントロールレバーブルホーンに付けるのは嫌いなので、必然的にドロップバーになります。息子はブルホーンがいい(ドロップの下を握る必要性を感じていない)と言いますが、そこは我慢してもらうしかありません。


ALFINEのオーバーロックナット寸法は135mmなので、これが入るフレームを探さなければなりません。クロモリなら130mmでいけます(今のもフレームもそうです)。
アルミやカーボンの場合は広げられないので135mm以上が必要です(広い場合はスペーサーを入れればOK)。シクロクロスグラベルロード用のフレームならあるかもしれませんが、最近はスルーアクスルになっているので古いフレームを探すことになります。

ANCHOR RNC7 2013年モデルの中古を見つけたので薦めたんですが「やっぱり新しいのがいい」と。少し傷が目立ったかな? 今のが錆々なので傷や錆には敏感なんです。



次は趣向を変えて TREK CROCETT5 DISC 2021 はどうかな? アルミフレーム+カーボンフォークですが、太目の柔らかいタイヤを履けば乗り心地もいいでしょう。
ALFINEは使えないけど、今風だし、長く乗れそうだし、何より今の自転車より乗り味がガラッと変わるでしょう。
でも「色が気に入らない」と。僕はイイ感じだと思ったんだけどなぁ。



ここで改めて『ALFINEは使いたいの?』 と聞くと 「ALFINEがいい」。
ALFINEファンになってくれてたんだ (^^)


僕がALFINEを使い始めたのが2008年の冬でした。それから仲間と一緒に走ったりSNSやブログで啓蒙活動に励んで、今は2021年ですから13年経ちました。それでALFINEを好きになってくれたのは息子と友達Aさんの二人だけ。たったの二人。でも嬉しいです。

まとめると、
・ALFINE内装ハブギヤ
・リヤハブ オーバーロックナット寸法 130mm以上
・ドロップハンドル
デュアルコントロールレバー
・1×8S トランスミッション
・ディスクブレーキ


microSHIFTのデュアルコントロールレバーをネットで購入する時に、ふと思いとどまって、イメージできる画像を息子へ送りました。
『ワイヤー横出しだけどいい?』
「横出しは格好悪いなぁ」


じゃぁ、バーコンを組み合わせて、
『こんな感じならできるよ』
「こっちの方がいい」


microSHIFT BS-N08(クランプ径 19.0-22.0)
ブレーキレバーのワイヤーも外出しだから、干渉せずに上手く付けられるかなぁ。


因みに他にサムシフタータイプもあります。
microSHIFT SL-N08


改めると、
・ALFINE内装ハブギヤ
・リヤハブ オーバーロックナット寸法 130mm以上
ドロップハンドル
デュアルコントロールレバー

ブルホーンバー
・バーエンドコントロール
・1×8S トランスミッション
・ディスクブレーキ


フレームは1週間くらい探して見つからなければ、オーダーです (^^)