幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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鶴峠-松姫峠

唐突ですが、断食しました。24時間飲まず食わず。あ、水分は採りました。でも全て出てしまいましたけどね。そう、この歳になると定期的に行っている大腸内視鏡検査です。前日の21時から食事をせず、翌10時から下剤入り水分を時間をかけて採り、出して出して出し尽くす。最後は飽きてきて、もう飲めない (>_<) ってなります。

検査は14:30に予約しましたが先方都合で15時過ぎになり、麻酔(といっても意識はあります)が解けて病院を出たのが17:30。もう少し早く終わっていれば何か食べて帰ろうと思って楽しみにしていたのですが、こんな時間になってしまったので夕食まで我慢しました。

断食の効果は色々言われていますが、実際に感じるのはお通じです。普段から毎日決まった時間に便意があって出していますが、断食の後の数日は出る量が普段の倍くらいになりました。回数は同じですが、もりもり出ます (^^)
肝心の検査結果は胃も腸も問題なし。完璧。100%異常なしだそうです。一安心。

リバウンドでもりもり食べて身体が重たくなった感じがしますので、ガッツリ走りに松姫峠を目指しました。

ルート 170.5km △2,963m
クリックするとRWGPSでZoomできるようになります。


町田街道を快走して城山へ抜ける道でランドナーとすれ違いました。赤いケルビム。視線が合わなかったので挨拶はしませんでした。早朝に何処へ向かうのかなぁ…

ケルビムと言えばオーダー中のリカンベント。前回は9月でメインチューブを手曲げすることが決まってからご無沙汰になっています。土曜に電話してみました。
「あ、ちょうどチューブが届いた所なので、これから徐々に進めていきます。」
『あぁ、それは良かった。ちゃんと進めてくれてるんですね。』

ここで、こちらからの要望で、スケジュールをたててもらうことにしました。一昨年の9月(だったかな?)に相談してから既に1年4ヶ月。今だ着手できていませんからね。
2年という区切りを設定し、8月末完成に向けて確実に進めてもらうためです。
僕からは、
『メインチューブを曲げたら再設計しますので、これに2週間ください。』
『塗装前(仕上げ前)の試乗に1ヶ月ください。』
と伝えました。


ふくよかな山容のピー○ク山は冬のこの時期が一番いいですね。ふんわか手触り良さそう (^^;


棡原から鶴峠みちが始まります。


大垣外、沢渡、小棡入口を横目に初戸に到着。


道なりに田和へは上らずに初戸から腰掛林道へ入ります。こちらの方が静かで好きなんです。


この日当たりがいい斜面には数年前まで畑がありましたが、こうして自然に戻りつつあります。


向かいの道から振り返ると畑をしていた家はもうありませんでした。


おや? 見慣れない石碑がありました。馬頭観音かな? と思って近寄りましたが、のっぺらぼうな石で何なのか定かではありません。


腰掛林道から再び主要道へ合流すると、ロード氏が走ってきたので「こんにちは~」と互いに挨拶を交わします。道志大橋手前のコンビニで休憩中に見かけた人のようでした。ブレーキレバーに大きな防寒具を装着しているので覚えていたんです。

今日は先の道程を考えて昭和の雰囲気が残る原集落へは上りませんでした。
飯尾から急勾配が始まります。振り返った写真はいつものこと。


勾配が緩まったところの牛飼の東屋でちょうどお昼になりました。先客のオートバイライダー二人が陣取っていましたが、着くと
「コーヒーいかがですか~? お湯が余っちゃって」
『あ~、僕も色々持ってきましたので。ありがとうございます。』
と会話して和んだ雰囲気になります。


風があったのとガス缶の残量が少なかったこともあって火力が弱いです。
そんな時はこうしてガス缶をひっくり返します。するとたちまちゴゴゴー。


お腹を満たしがら再び上って鶴峠。


松姫峠の入口までは意外と勾配があって嫌な道です。
入口の直ぐ左手にはトンネルがありますが、吸い込まれないように気を強くしないといけません (^^;


通行止めなので道は枝が多く散乱しています。得に杉林の所は酷いです。
日影には雪が少しあって、その時は押して歩きます。右手の奥には雲取山が見えますが、あそこでも雪は僅かですね。


雪で押したのは10っ箇所くらいでした。最後は200mくらい押して松姫峠に到着。


5百円。ここまで来てこれでは安過ぎるでしょう。と思って改めて写真を見たら「下山現地迎え」とありますね。ならば納得です。


もう少し松姫峠の文字を大きくして欲しかったなぁ… と思うのはサイクリストだけでしょうね (^^)


通行止めの山奥に一人でいると淋しいので直ぐに下り始めました。


ところで、松姫峠は当の松姫本人は越えていないそうです(調べている人の説)。とすると、この峠は観光道路としての役割が大きそうですね。バスは小菅側だけですが運航されていますし(冬は休み)、峠から付近を散策するハイカーも多いようです。

数年前の僕の記録を見たら、小菅側は冬でも道は閉ざされていませんでした。今回はその時よりも雪は僅かですので、それだけこの道に力を入れていないということですね。
深城川の下りは、去年来た時は路面の枝や石等を避ける作業が峠直下まで行われていましたが、今回はまた元の荒れた様子に戻っていました。あの作業を見た時は再び開通するのかと思ったんですけどね。

帰途は追い風に押されて気持ちよく快走です。リカンベントは前からの風はいなし、後ろからの風はシートで受け止めます。時速30kmで無風状態という時もあり、快調快調。
しかし、R20の帰り道は上り坂が幾つもありますので次第に脚が無くなります。町田街道では信号ストップがホント嫌。普段は3速発進のところ2速発進となり、かなりしんどい状態で帰宅しました。ただ、全行程のタイムはパスハンターの時と大差なくなってきているのが嬉しいです。


07:25 出発
10:33 棡原
12:00 牛飼
12:53 鶴峠
13:10 松姫峠入口
14:28 松姫峠
19:04 帰宅