ドイツのシュコーというモデルメーカーのウニモグ406を買いました。1/64サイズです。
ウニモグはメルセデスベンツの多目的トラックです。様々なアタッチメントを装着して働く車。形が大好きなんです。中でも406は丸みを帯びたボンネットが可愛いくてお気に入り。
日本では生息数は少ないですがたまに見かけます。近場では町田街道沿いの相原三叉路に406よりも大柄なの(U1300かな)が停められているのを時々見れます。松田の酒匂川が近いR246沿いにはU400が陳列されています。働いているのも見たことがあります。冬のヤビツ峠で除雪作業をしていました。
僕は本物を手に入れられるほど裕福ではありませんので、せいぜいプラモデルやミニカーです。20代の頃にはプラモデルを作ったんですが、車の中に置いておいたら夏の暑さでデロデロに溶けてしまいました (^^;
このコロナ禍で飲み会等の出費がなく小遣いに余裕ができたので、最近は何か買いたい衝動に駆られています。僕はたくさん収集するコレクターではありませんので、気に入ったものが数点あれば満足します。自転車も走れるものは2台だけですし、パーツを集めて眺めることもしません。眺めて楽しいのは車の方です。
1/64のサイズ感はトミカを想像すると分かり易いと思います。でも子供の頃に手にしたトミカとは違い、細かい部分の作り込みや全体のディテールが素晴らしいです。
こうしたスケールモデルは実物をいかにデフォルメして格好良くするかが重要なんです。一番よく分かるのがホイールサイズ。実物の通りにスケールダウンすると格好悪くて買う気にならないでしょう。その点ではウニモグは実物からしてホイールが巨大なのでデフォルメ感は薄いです。
テールランプやリフレクターも再現され、幌も手を抜かずに金具一つ一つが形作られてペイントされています。
シャーシものっぺらではありません。マフラーもちゃんと付いています。
シャーシとボディはネジ留めなので分解できます。ホイールはゴムのタイヤを被せてあります。
買った物を何で分解しているのかというと。改造するから (^^)
このサイズだと可動部はホイールが回るだけなので面白くありません。見て楽しむには何かしら動きのある様にしないとね。
ということで、前輪を曲げることにしました。予め買う前にネットで分解できることも確認済みです。
改造ツウの中には前輪操舵を可動式にする人もいましたが、僕はそこまで手は掛けられません。固定でいいから曲げたい。
前輪を曲げるにはホイールを連結しているシャフトを曲げるためにシャーシを削ることと、フェンダーの内側にタイヤが擦るのでこれも削る必要があります。
注意したのはシャフトを曲げる時です。ホイールが付いたままだと軸部分が割れてしまう恐れがありましたので、シャフトからホイールを外してシャフトだけの状態で曲げました。もちろん両側を曲げるとアクスルの穴に入りませんから、片側は穴に通した後に曲げないといけません。シャーシは金属なので割れる心配はありません。
リューターでちゃちゃっと削って30分ほどで上手くできました。
どうです? 前輪が曲がると動きが出て見栄えがしますよね (^^)
特にオフロードを走る車ではこれだけで数段見るのが嬉しくなります。
とてもトミカサイズには見えないでしょう。
オフロードを走らせてみました (^^)
掌サイズの小さなミニカーですが十分楽しめました。しばらくは眺めて気分が高まりそうです。
さて、次は何を買おうかな (^^)