日曜に会ったぱぱろうサンの愛車にはシルバンロードがついていて、休憩時に何気なく触ったんです。そのシルバンはリニューアルした最近のものではなく、昔ながらのものでしたから懐かしく思ったんです。僕も高校生の頃に使っていましたから。
触ったというよりも、振れたという表現があっていると思います。手に伝わってきた感触が僕の記憶とは異なるものだったんです。当時40年くらい前に僕が使っていた時のシルバンは、回転が渋くゴリゴリ感のあるものでした。皆さんも同じ記憶だと思います。
「え、」
凄いウルトラスムーズな回転。直ぐに反対側も回してみました。どちらもスバラシイ感触でしかもガタが無いんです。これがあのシルバン?
ペダルの回転の良さはシュパーブプロが有名ですが、それに匹敵するか、いやそれ以上に感じられました。
タイミング良くというか、オオマエジムショのCF誌12月号に三ヶ島製作所社長のコラムが掲載してあったのを思い出しました。曰く、玉当たりは硬めに調整してありメンテナンスは10年以上は必要無いんだと。
健脚なぱぱろうサンの走りで慣らされたベアリングとワンは、高精度な工作機にも引けを取らない物に仕上がっていたんです。きっと内部は鏡面仕上げのようになっているはず。
コラムでは、新品で回転が軽いものは直ぐにガタが出てしまう、とも言っています。拘りの物造りの結晶がそこにありました。
写真は別の日のものです。ブログから拝借しました。