幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

幅員5.5m未満をゆく

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和田峠-倉子峠-大川原天神峠

町田の直線で前方遠くにサイクリストを発見。シックな出で立ちでロードではない様子。近づくにつれ、マッドガード、サドルバック、トウクリップ、緑のフレーム、と確認できたところで誰だか判明しました。信号停止で追いつき、パフパフ~♪
ご近所ランドナー乗りの ぱぱろうサン です。

サイクリング中に出会った人達 を更新しました

早朝出発で長距離を走ることが多い ぱぱろうサン、遅めの時間なので何処へ行く予定なのかな? 聞くと和田峠とのこと。丁度僕も和田峠へ行こうとしていたので、では今日は一緒に走りましょう、となりました。

ルート 120km △2,012m
クリックするとRWGPSでZoomできるようになります。


しばらく走ったところでサドルバッグが偏っているのに気が付きました。信号停止で近寄って見るとキャラダイスのバッグサポーターがサドルレールと噛み合っていませんでした。


しかし、調整してみましたが上手く噛み合いません。どうやらサドルを前寄りにセッティングしていることで、サドルレールの平行部分が足りない(バッグサポーターを付ける余裕がない)ようです。妥協点を探って偏りをなくす程度に留めました。

これとは関連しませんが、キャラダイスのバッグサポーターは、QRバッグループのみを使っています(バッグは吊るしているだけ)。サポーター部分が無い製品なのか、取り外したのかは聞き逃しました。
シートステーの上部に取り付ける(挟む)簡易サポーターでブレーキワイヤーとの緩衝を防いでいます。サドルが前寄りのため、バッグと太腿後ろが当たることもありません。

美山通りのアップダウンのあとコンビニでトイレ休憩して小津地区へ。
ここの民家は平たい庭と縁側と、日当たりもよく「日本昔話」に出てくるようなお宅です。ぱぱろうサンもお気に入り。


小津から陣馬街道へ抜ける力石峠のカーブで一息。ここから見渡す眺めはいつ見ても清々しいです。右の奥が和田峠です。


陣馬街道の脇には古びた民家が多く農村好きなサイクリストにはよい地域ですが、和田峠へ向かうロードバイクの多さに遠慮してしまう人も多いようです。


しかし、互いに家が近いとはいえ、出会える確率は小さいものです。同じ道を走っていても5分10分の差で会えませんから。


ぱぱろうサンとは車載で一緒に出掛けたり、輪行で合流したり、日帰り圏で会うのも三度目です。お互いの脚力も認識していますので気兼ねなく走れます。比較的平坦な道は同じようなペースで、上りでは ぱぱろうサンが先行します。

ビアンキカラーの郵便局はポストがクリスマス&コロナ禍仕様でした。


和田峠へ向かう道を左に分け、入山峠の道を右に見やると意地悪小娘っぽい顔の馬頭観音。もちろん、僕が勝手に思っているだけです。


道端でとってきた花達と季節のみかんと、喉を潤すお水。


次第に谷が深くなると日影と日向が繰り返します。

youtu.be



醍醐林道へ入ると道が悪くなり小枝や小石に気を配りながら上ります。この次期は落ち葉と小石の見分けがつきませんからね。


去年の台風の影響で荒れ果てた道はまだ改修されていませんでしたが、押して歩く分には問題ありません。うまくタイヤをグリップさせて上る ぱぱろうサンは見えなくなってしまいました。


急勾配区間を過ぎて再び乗車してしばらくすると追いつき、一緒にピークに着きました。和田峠は日帰りサイクリングとしては近場ですが、ここへ着くと何時もお昼前の時間になってしまいます。


途中で昼食はどうするのか尋ねると「上野原の一福食堂」とのこと、僕もそのつもりでした。だんだんお腹が減ってきました。

和田峠へ下り立ち、下りへ。


今日の富士山は左側半分が雲でした。


豪快な下りを楽しみ過ぎないように注意して対岸の山沿いの道へ入ります。


ぱぱろうサンはここから登里へ上りたかったそうですが、お腹が空いたので次の機会にしました。
豪快な下りもいいですが、この道も集落が所々にあって良い雰囲気でした。眺めのいい場所もあり。


倉子峠の手前は激坂でした。こちらへ下ったことは何度もあるんですが、こんなに急だったとは。最後は僕も ぱぱろうサンも押し。


さあ、上野原駅まで急ぎます。腹へった~


一福食堂に到着。


ぱぱろうサンはカツ丼。僕はカキフライ定食にしました。満足♪


食事の後のコースを思案し、綱子へ向かうことにしました。ぱぱろうサンは一人だったら和田峠へ上り返すとのことでした。和田峠好きなんだそうです (^^;

秋山トンネルを抜けて、前川橋を渡って綱子入り。橋の手前側に悪戯書きされいたのが気に病みます。訪れる人が増えるということはこういうことなんだって改めて思わされます。


綱子集落は橋を渡らずに直進して公民館で小休止。軒には小さな鐘とスズメバチの巣がありました。


「この先は何処へ行けるんですか?」と言うので、
『大川原天神峠を越えて青根へ出れますよ。行ってみますか?』
「行きましょう。」


峠を越えると明るい雑木林の道となり、気に入ったようです。


大川原集落では見事に赤い木がありました。自由な枝ぶりがいいですね。


青根へ上り返し缶コーヒータイム。


関西出身のぱぱろうサンのランドナーはAZU製(既に製作活動終了)。輪行が多いことや走り込んでいることもあってかなり草臥れていますが、この自転車が気に入っているそうです。何度か買い替えを勧めたことがありますが、その度に「これが好きなんです」と。頻繁に走っているので不具合には直ぐに気づき、信頼できるショップでメンテナンスして大切に乗っているようです。

AZUランドナーの拘りスタイルは、マッドガードはもちろん、フロントバッグではなくてサドルバッグ、トウクリップ&ストラップ、どれもパーツ単体としてではなく走りを念頭とした全体的なスタイルです。
サッカーの経験があるということもあってシューズはフットサル用からチョイスしています。曰くソールが硬めで自転車にも合うそうです。つま先も細目だしソールのパターンも深すぎない凸凹感のようです。トウクリップ派の人でシューズに悩んでいる人は探してみてください。

車やオートバイに交じって道志みちを下り、用竹からニローネ。


今日は老夫婦がご入店。一息ついていました。


帰途は愛川から中津川の河岸段丘に沿って帰りました。既に暗くなって最後の紅葉は見れませんでしたが、久しぶりに ぱぱろうサンと一緒に走れて楽しい一日になりました。


07:32 出発
10:21 力石峠
11:48 和田峠
12:21 倉子峠
12:44 上野原駅
14:31 大川原天神峠
15:03 青根
18:20 帰宅