幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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新たな出会い 雛鶴峠-鈴懸峠

朝目覚めると6時半。仕事の日も休日も6時15分にスマホの目覚ましをセットしていますが、天気が悪いだろうということで目覚ましをオフにしていました。

玄関を開けて新聞を取り、天気を伺うと雨は止んで路面も乾いていました。予報を確認すると晴れに転じるようです。それじゃぁ出かけるか。どこへ? う~ん。
まったくのノープラン。最近走った方面を消去法で雛鶴峠にしました。
 

ルート 145km △2,102m
クリックすると RWGPS Map Control を埋め込み表示します。


町田街道の中間点、桜美林のコンビニはイートインが復活したので活用します。そして空はこのころから青空が覗き始めてきました。

三ヶ木の上りでロードのご夫婦(?)を抜かすと「わ~、速い速い」と女性から言われて気分を良くします。
同じタイミングで先行する別のロード氏へは無反応ですから、リカンベントは上りに弱い、という先入観から発した声でしょうね。

まぁ、なんでも構わないから声に出してくれた方がこちらとしても気分がいいです。
海外の人なんかは、声に出してくれる人が多いです。良くも悪くも。対して日本人はむっつりスケベが多いですね。これは国民性でしょう。子供は社会的に幼いので声を出してくれますが、歳を重ねるにつれて無反応化していきます。

鼠坂をゆっくり上っているとミラーにサイクリストが写り、追いつかれました。
「こんにちは~」「あ、INTER8さん?」

使い込まれたキャラダイスのサドルバッグのスポルティーフ氏は、時々このブログを見てくれているそうです。
話しが弾み、お互いの今日の行き先を確かめると雛鶴峠なので、ではご一緒しましょう! ということになりました。
ここを走っている時点で雛鶴峠へ行くのはほぼ決まっているようなものですが。


天気予報が悪かったせいもあってオートバイは少なく、もちろん車も少ないので、上りでゆっくりになる度に並走してお話しを楽しみました。


上りでは後ろからプレッシャーを感じますが、下りは安全運転のようです。


事前に水分補給していたので奥牧野の自販機はスルー。僕としては丁度いいペースで進んでいきます。先方にはちょっと遅めだったかな?

気温が上がってしんどくなってきたところで集落内の小道へ入って川沿いの木陰で休憩しました。
改めてお互いに自己紹介したり、自転車を褒めあったり (^^;

K氏のフレームはFUTABA(細山製作所)ですが、なんと場所を借りてご自身で作ったんだそうです。ビックリ (@_@) キャリヤには頭文字の「K」!

パッと見は油圧ディスクブレーキで近代的ですが、表から見ると古いパーツ構成でした。デュラ7400系のRディレイラーにサンプレのレバーです。
「これは僕も昔使っていて引きが軽くて心地いいんですよね~」

ディスクだと前のガードステーの位置を悩むものなんですが、ブレーキより上にダボを配置して、二股ステーにすることで見た目がとてもスッキリしていました。

雛鶴峠の鞍部が見えてくると次第に脚の疲労も感じてきます。


峠の手前のヤギのお話しをしたら「それは知らなかった」というので楽しみにしながら到着。


平たい空き地ではなく今日は斜面に繋がれていました。子ヤギは可愛いですね。
「メェェェェ~」と興味ありげに鳴くも、なかなか近づいてはきませんでした。


この後の予定を聞くと「道坂峠かなぁ」と。
「僕は鈴懸峠を越えて、桂川右岸ののんびりコース」と伝えたら、のってきました (^^)

今日のコースは水場が無いと思っていましたが、「鈴懸峠の途中にいい水場がありますlよ」と案内していただきました。

水場は田んぼ脇の道を進んだリニア線の手前にありました。農作業の人達用なんでしょうね、横長に洗面台っぽい所へ強い水量で出ていました。山からの水は冷たいし、いい場所を教えてもらいました。


鈴懸峠の上りは勾配が緩くて木陰なので助かります。互いに話しが尽きず、峠をあっさり越えて下ります。


昼食は以前見つけた昭和な雰囲気のラーメン屋へご案内しました。
K氏はタンメン、僕は炒飯を注文。汗をかいた身体に塩気の利いた食べ物を美味しくいただきました。


後半は桂川右岸の農村地帯を行きます。総じてこんな景色を見てのんびり喋りながら。


梁川付近の渓谷美もご紹介。


途中R20を少し走って再び右岸へ戻ってのんびり走行。
話しは多岐に渡り、お互いの住む地域のことから、仕事や、ニューサイや、前に乗っていたロイヤルノートンとか、細山氏や今野氏や、歳も近くて過ごしてきた時代が被ると話しも弾みますね。

四方津で農村地帯を終えてR20へ出ました。


上野原の上りは誰もが大嫌い (^^;
R20を離れて再び右岸の道へ。先ほどまでとは違いセンターラインのある道ですが、それでも車は少ないので自転車にはいいです。アップダウンはあってもこちらの道を選びます。

相模湖ICの上りは避けようがありません。夕刻前のジリジリと照り付ける日差しにも参ったのでコンビニで休憩しました。
「千木良よりも右岸の道の方が日陰ですよ」との提案で久しぶりに行きました。

県道へ出てからは淡々と走り、町田街道のケルビム手前辺りでお別れとなりました。
途中で出逢った人と一緒に走ったのは初めてかもしれません。お互いに話しや走る場所の好みが合っていたということでしょうね。
Kさん、ご一緒ありがとうございました!


07:22 出発
11:48 雛鶴峠
18:27 帰宅