幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

幅員5.5m未満をゆく

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頸城丘陵(1)

今回のGW車泊サイクリングトリップは新潟の頸城丘陵を二日間走ってきました。難しい漢字ですね、「くびき」と読みます。
ご近所の正統派ランドナーpaparou氏のブログで時々見かける地方で、以前から気になっていたところへ同行するぶとぼそ氏からリクエストがあったんです。
イメージではどこまでも農村が続く丘陵地帯、そして棚田。はたして予想をはるかに超える絶景の連続でした。

10連休の後半、さすがにどこかで渋滞にハマるだろうと思いましたが、いつも通り13時くらいにぶとぼそ氏宅を出発すると現地までスムーズに着いてしまいました!
松代にデポ場所を確保し数km先の芝峠温泉へ。夕暮れの大展望露天風呂で心身を柔らかくし、次いで居酒屋へGo!
綺麗な店員お姉さんに現地情報を聞いたりしながら、美味しい食事とビールでさらに心身を柔らかくして就寝 (^^)

朝、快晴とはいかず霧が立ち込めています。雲海の底です。日が昇るにつれて霧が晴れて雲一つない青空が広がりました。
のんびり片づけして朝食をとって出発です。農村地帯のど真ん中でアプローチがありませんから、急がなくていいんです。

コース
https://yahoo.jp/63-JfV



しばし国道を走りますが既に田圃だらけ。タイミングはどんぴしゃで水を張った棚田がそこかしこに現れます。そして写真を撮るのに忙しくてなかなか先へ進めません (^^;
これは毎度のことで、その為に距離を短めに設定しています。両日共に60~70kmくらい。

サイクリング中に出会う人には「この先は何もないよ」とよく言われます。こんな地元の人しか入ってこない道で何してるんだ? という視線も感じます。
でもそれを楽しみに走っているんです。農村大好き、里山大好き。






棚田は集落の奥深く、高い場所まで作られています。そして棚田があることで視界を遮るものが無くなり広く遠望も効くのです。









コース上には食料を補給する箇所がありません。朝コンビニ等で調達して備えることになります。
事前に調べて一軒だけラーメン屋を見つけたんですが、結局それらしいお店はありませんでした。
こんな人口密度が少ない地域では厳しいですからね。




コース上に高いところはなく、せいぜい600m前後。しかし広大な自然を感じます。
尾根を越えると緩く広い谷を境にダイナミックな展望に圧倒されることも多いです。




上っては下り、上っては下りの連続ですが、どれも小粒。そして車もオートバイも殆ど来ない自転車天国!




棚田の連続に少々飽きてしまった感じでしたが、そこへ展望と雪山、集落、という変化が加わって終わってみれば大満足のコースでした。
デポ地へ帰着した後は、温泉、居酒屋飲みで夜が更けていきました。



その他の写真
https://photos.app.goo.gl/JTUNrUvSxe5CQ3bQ9

走行距離 74km

07:51 出発
17:30 帰着