八徳(やっとこ)は顔振峠の近くの南面に広がる小さな集落です。
足元に広がる景色と、中心部に立つ大きな一本の桜。この大樹の下でお昼を食べ、お昼寝するのが至福なんです。
もちろんまだ桜は咲いていません。その代わり特等席を独り占めという訳です。
コース
https://yahoo.jp/oGxwAh
日曜が雨予報なので土曜に走りました。交通量、大型車も多く気を遣います。
リカンベントのミラーは視界近くにあるので、頭を動かさずに視線を変えるだけで後方が確認できます。
街中走行でのミラーはとても重要な装備です。意外とロードのハンドルバーエンドに装着している人は多くなりましたが、ツーリング系では少なく感じます。どこを走ることが多いか、ということかもしれません。
巾着田へ初めて行ってみました。夏の彼岸花の時は多くの人が集まるようですが、この季節はまばら。
沢山のちっちゃな幼児を連れた保育園の先生(女性)から「ステキな自転車ですね」と言われニンマリ。「パフパフ~♪」
巾着田はぐるっと回れるのかと思ったら、遊歩道になっていて車両は入れないようでした。
奥武蔵グリーンラインへ上る多くの道は激坂です。今日はやんわりと一番勾配の緩い道を選びました。
入口で先行していったクロスバイクのご年配。結構な健脚で軽いギヤをくるくる回して上って行きました。
ちょっとオーバーペースになってしまいました。ふーっ。
顔振峠まではアップダウンが続きます。大した標高ではないんですが、じわじわ脚にきます。
北向地蔵、天文岩、ユガテ(これは入口だけ)のスポットを経て峠に到着。
グリーンライン上で最も賑わっているところです。お昼も回っていたので食事処のメニューに気持ちが揺らぎましたが、我慢がまん。あと少しですから。
分岐を左へ下っていくと中腹に八徳の斜面が現れます。
この眺めの中で暮らしている人達は、きっと皆さん心が大らかなんでしょうね。
↑写真中央にある大きな桜がお目当ての特等席です。
先客のオートバイの方としばし歓談。「ここもこの桜も素晴らしいですね」
今日は北風が強く、ここでも背後から吹き降ろしてきます。
ベンチではなく斜面のくぼみに座ることにしました。
そしてお腹が満たされたら、お昼寝タイム♪
ワインディングの下りを楽しみ、吾野。
R299は走りたくありませんので、再び山を一越えして子ノ権現道へ合流します。
コースを見ると市街地が長いけれど、時間でみると農村部にいる時間と半々くらいです。
いつものお摩り様(実際には手が届きませんが)を拝んだ後、笹仁田峠へは行かずに厚沢通りで青梅へ出ました。
この道は逆を一度走ったことがありましたが、凄く久しぶり。いい雰囲気が残る道です。
青梅でコンビニのイートインで軽く補給していたら、隣の高校生に話しかけられました。
高「いい自転車に乗っていますね。さっき見かけたんです。」
僕「(リカ)気持ちいいですよ。」
高「以前TVで見たことはあるんですが、実際に見るのは初めてです。」
見かけて大声で笑うおバカな高校性が多いですが、こうして興味をもってくれると嬉しいですね。
気分よく帰途につくことができました。
その他の写真
https://photos.app.goo.gl/21hbSBuKYhMg3P5t9
走行距離 153km
07:03 出発
10:40 巾着田
12:43 顔振峠
13:00 八徳
16:40 青梅
19:38 帰宅