幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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存在感のある靴

職場の大家さんの裏口に置かれた靴。
ゴミ箱から顔を出しているその靴の、重厚感、存在感が気になります。

毎日眺めつつ、よかった、今日もある。

大家さんの戸をたたいて聞けばいいんですが、まだある、まだあると思ううちに、会った時に聞けばいいやという気持ちになっていました。
2ヶ月が過ぎようとした頃、ようやく階段で大家さんに階段で会えました。

僕「すみません、裏口にある登山靴。もし良かったら譲っていただけませんか?」
大「あら~、良かった。どうぞごうぞ、持って行ってください」


小倉 PITON




捨てられてしまうのは悲しいです。こんなに良い靴。
履ける履けないは二の次です。

しかし、重いです。一足で1.5kgくらいはあります。
一足ずつ家へ持ち帰りました。




履いた回数はとても少ないようです。状態も凄くいい。






登山界でも用具の進化は進んでいて、今はもうこのような革製の重登山靴を履く人は稀です。
軽登山靴で登る山なら革製の靴を履くこともありましょうが、このくらいの靴になると重さが半端ではありません。
現代のナイロン製、あるいは合成皮革製の軽い靴を履いたら、もう重い靴は履けないでしょうね。

僕の足にはかなり大きめの靴ですが、中敷きを入れて、厚手の靴下を履けば歩けそう。

さて、どうしたものか。
とりあえずしばらくは眺めて楽しもうと思います。