幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

幅員5.5m未満をゆく

記事の検索  | 最近のコメント  | この記事のコメント 
記事の一覧  | カテゴリー  | 月別アーカイブ  | 過去記事一覧 |  

三足目のビンディングシューズ

日本の農村地帯をサイクリングする時に似合うシューズというのはなかなかありません。
どのようなデザインが似合うのか人それぞれかもしれませんが、メーカーロゴがごてごてな物は選択肢から外れることでしょう。

お洒落の基本は足元から、とは良く聞きますよね。
スーツ+スニーカーとか、スーツ+バックパックとか、スーツ+踝丈ソックスという組み合わせは、本来はナンセンス。
流行云々では済まされないアンマッチな組み合わせです。

最新のロードレーサーに、ランニング用のスニーカーを合わせることはありませんよね。
同様にランドナー等のツーリング系の自転車に、メーカーロゴがごてごてなシューズも似合いません。
また、フラットペダルやトウクリップ、ビンディングペダル等、ペダルにも依存します。

外見だけでなくソールも重要です。
ツーリングでは歩くことも多々ありますので、荒れた林道やダートを想定している場合にはラグソールが必要になります。
理想はビブラムソールですが、コスト面から採用しているシューズは少ないです。

ちなみにビジネスシューズ等のフラットなソールにもビブラムがあります。
街の靴修理屋さんの中にはビブラムソールを扱っているところもありますので、張り替える時にはビブラムを指定することをお勧めします。
山道以上に街中のタイルは雨に濡れると危険です。そんな場面でもビブラムソールはグリップします。


話しが反れましたが、僕がツーリングシューズの求める要件は次の点です。

・ベルクロではなく紐絞めであること
・冬も考慮してアッパーはメッシュではないこと
・メーカーロゴは控えめなこと
・色は黒または焦げ茶
・ソールはラグソール
ビンディング対応

残念ながら全てを満たすシューズには出会えていません。

幾つかを妥協して、あるいは加工することで用件を満たしているシューズがこちら。
シマノのSH-MT22です(廃盤)。

左が使用中のもので、右が新たに購入したもの。同じものを三足目です。




上記の要件のロゴと色が不満ですが、加工することで不満を解消しています。

ロゴは裏革のアッパーに型押ししてありますが、擦ってケバだたせることで目立たなくしています。
これに加えて黒や焦げ茶の靴墨を塗って好みの色と風合いにしています。

受け入れがたいロゴ (-.-)




しかし、手を加えることで解消できます。




ソールは控えめなラグソール。
爪先部分のグリップが弱いのがマイナス点。




中古を買いましたが、ソールの減りが少いので良い買い物でした。