ロゴマークは自社の製品を対外的に知らせるための重要なものです。
視覚的に印象を与えて良いイメージをもってもらうのはもちろん、多くの競合他社との競争の中で自社をアピールするためにも必要なもの。
買ってもらうことで企業側は一つの目的を果たしますが、もう一歩踏み込んで、買ってもらった人に自社製品を暗黙のうちに宣伝してもらう。その目的にロゴマークは役立っています。
自転車のパーツを組む場合、プロ選手はメーカースポンサーから機材を供給されますので、いわば企業側の視点が必要といえます。
趣味人は自分中心でOK。
何を言っているかというと、ホイールのお話しです(またホイールかい)。
ハブの向きをどっちにするか、リムの向きをどっちにするか、ロードレーサーとツーリング車では異なって当然なんです。
趣味人の気持ちは様々ですから、乗車した位置から眺めてウットリする人もいれば、立てかけて愛車を眺めてウットリする人もいます。
チェーンホイールの無い側から眺めてウットリな人はいないと思いますが (^^;
レースの場合、横から見られる(撮られる)こともありますが、上りでのかけひきの表情を前から撮られることも多いです。ゴールシーンなんかは絶対に前ですね。
その“前”から見てロゴマークが判読(正体)できるように前ハブは組まれているようです。
逆に後ろのハブは後ろから見た時に正体になっています。なので、前後のハブでロゴの向きが逆になるということ。
趣味人は、これはもう自己満足だけの世界ですから、どっち向きだろうと他人がとやかく言うべきではありません。自分の好みと違っていたなら、そういう人なんだなぁ、と思うだけです。
向き云々ではなく位置の組み合わせも、趣味の世界では多様です。
こんなウンチク言っている僕は、気を遣っているようで実際にはNGがあったりします。
一枚目の写真。ロゴマークの位置合わせは良しとしても、他でNGがあります (^^;
拘りのある人からはダメ出しされるでしょう。
追記 ―――――――――――――――――――――――――――――――――
上記の一枚目の写真は少々意地悪でした (^^;
下記の写真で分かると思いますが、バルブの位置がスポーク交差の狭い部分になってしまっています。
これだとポンプで空気を入れる時に若干やり難い。
ただ、リムのロゴマークとバルブ穴の位置や、フランジのスポーク穴との関係から、期待する位置にならないこともあるかもしれません。
こちらはバルブがいい位置になっています。