幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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「まぁ、いっか」

またまたまた、週末土日雨ですね(怒)。
なので、先週に続いて木曜にジテツウしました。

今回は他のジテツウ人が結構見受けられました。
皆さん走れなくてウヅウヅしてるということでしょう。

朝から快晴の青空と秋の空気は気持ちいいです。
30分くらいは丘陵地帯なのでツーリングの気分も少しだけ味わえます (^^;

鶴川街道に入って小田急線沿いになると車も歩行者も自転車も増えます。
車よりも自転車(たぶん駅までの人たち)の動きに神経を使います。
歩道から急に車道へ出てきたり、信号無視で左から出てきたり。
歩行者も交差点以外のところで横断する人がいるので要注意です。

ジテツウで先を急ぐ人には荒い走りをする人が多いです。
片側一車線路で信号渋滞のところを、右側通行で豪快に抜かして交差点まで出たかと思うと、そのまま信号無視したり。
片側二車線路で左側が左折渋滞しているところを、中央寄り車線を走っていったり。まぁ、これくらいは我慢しときましょう。
僕は急いでいないので左側を素直に走っていきます。

普段の生活で心がけているのは、相手に「まぁ、いっか」と思わせること。

全てにおいて完璧な人はいません。
無法物自転車へ苦言を言う人でも、一時停止まできっちりやっている人はいないでしょう。

交通事情なんて白黒はっきりしていません。グレーで曖昧なものです。
お互いが我慢しあって成り立っています。

自分の動き(行動)によって相手が不快に思うことはしばしばあります。
できればそういう行動はとらないのがベストですが、そうならざるを得ないこともあります。

そんな時に、「まぁ、いっか」と思わせることが肝心。
それを超えてしまうと、怒りになってしまうからです。

そのボーダーラインをわきまえながら行動すると、平和な日常になると思うんです。
人の前(車の前)を横切る時や進路を変更するときは、謙虚な気持ちで、それを何らかの方法で相手に伝わるようにするといいですね。

そういう場面になる前から謙虚な気持ちが伝わるような行動をするのも有効です。
それは、信号をきちんと守ったり、停止線の前に止まったり(横断歩道を越えない)、路側の車を越える時には後方へ合図を送ったり、左をすり抜けても信号待ち車列の一番前には出ないとか。
「まぁ、いっか」のボーダーラインを意識していれば、その場の状況に応じて完璧でなくてもいいと思っています。

多摩川を渡ると東京都。住宅の密度が一変します。
車の人たちは渋滞と会社に遅刻しないようにと、神経を尖らせています。
「まぁ、いっか」のボーダーラインも下がりますので、いつも以上に気を使う必要があります。


 ○●○●


追い越していったロードの人が信号待ちでしきりにフロントホイールを気にしています。
幾つ目かの信号で隣に並んだので見てみると、スポークが折れています。

「スポーク折れちゃいましたかぁ」
 「そうなんですよー」

28本くらいのスポーク数だったのでなんとか走れているようでした。

その後も何度か信号待ちで会話すると、以後手信号を出してくれるようになりました。
こうした気持ちの通い合いで互いを和ませるきっかけになりますね。

1時間50分。予定通り会社についてスッキリした気分で仕事をスタートできました。