◆ 久しぶりの平日走り
忘年会が多い12月は週末に走れなくなる可能性がありますが、仕事をうまく調整して月曜に休んで走ってきました。
朝の町田街道は日曜はガラガラで、土曜もR246ほどの渋滞はありません。月曜はさすがに車は多かったです。ドライバーは気が短くなっていますので、角がたたないように気を遣う必要がありますね。
逆に夕方は土日のような渋滞はなく比較的スムーズに流れていました。
農村地帯は人も車もオートバイも、もちろんサイクリストはおらず、明るい冬空の元で贅沢な時間を過ごせました。
ただ、峠道になると人が集まってきます。風張峠の上りでは3人のサイクリストとすれ違いました。
平日に、しかも真冬の寒さの中、標高1,000mを越える峠へやってくるサイクリストは、自分を含め好き者なのでしょう。心の通ずるところがあります。
◆ 購入製品のその後
先日購入したブレーキシューBBBの三色のやつが凄く調子がいいです。
ブレーキ鳴きが嫌で過去に何種類ものシューを使ってきましたが、ようやく満足のいく製品に行き当たりました。
冬に気温が下がってくるとゴムが硬くなるので鳴き易くなりますが、BBB三色シューはまったく鳴きません!
その分ゴム質が柔らかいと思うんですが、減り方は他の製品と同じくらいです。ただし雨中では使っていませんので晴天のみの評価です。
今後はこのブレーキシューしか買わないでしょう。
ミレーのアンダーシャツ、ドライナミックメッシュですが、これは少々難あり。寒いのです。
通常のアンダーシャツは汗で濡れて肌に密着することで水分としての冷たさを感じます。
しかし、ドライナミックメッシュは気化熱による寒さ、という感じがします。
メッシュが汗を吸って上に着たアンダーシャツが濡れるわけですが、アンダーシャツと肌との間の服内気温が低くなるんだと思います。
得に胸元、みぞおちの辺りに寒さを感じます。
ちなみにアンダーの上には中厚手のフリースとウィンドブレーカーを着ています。
アンダーシャツはジオラインよりもメリノウールの方が、乾きが遅い分寒いです。
次回はメリノウールを直に着て違いを感じてみようと思います。
◆ 気温の逆転現象
月曜はこの季節にしては比較的気温が高めな日でした。
風張峠の上り、日向では10℃を越えるほど。峠の手前は日陰なので5℃前後だったと思います。
上記のウェアで寒さを感じることはありませんでしたが、風張林道を下るにつれてどんどん気温が下がって寒くなりました。
これは風が無かったことと狭い谷底へ向かって下って行ったからだと思います。
夏場でも谷に流れる冷たい沢水で空気がヒンヤリしていることはよくありますよね。冬場だと尚更です。
それに加え風が無いことで上空の暖かい空気とかき混ぜられていなかったのでしょう。
上野原から棡原向かう途中、先日逆から走ろうとした時に橋の工事を行っていて迂回しましたが、まだ工事中でした。上の集落への迂回路がありますので大丈夫。前回もそちらへ向かえばよかった。
棡原から鶴峠へ向かう道は緩く長く続いています。観光施設が無い地域なので休日でも車は少ないですが、平日なのでホントに少ない。
西原を過ぎて山梨県に入ります。ここは峠に県境があるのではなく集落間にあります。
峠の手前の集落、長作の東屋で昼食にしました。
冬場は上りの途中で休むと、その後に寒くないですからね。時間的にもちょうどいい場所です。
鶴峠はいつも通り趣のないところですが、登山口の脇に古いお地蔵さんがあります。
下って奥多摩の小山内ダム。ここから風張峠へ上り返します。
休日はオートバイやサイクリストで賑わいますが、平日は少ないので上ることにしました。
ここまでのんびりペースでしたが鶴峠を一つ越えているので少々きつい。勾配が緩いのが幸いです。じんわり踏んでガマンガマン。
途中の展望台でさすがに小休止します。
ここは本当に眺めのよいところ。東京都の最高峰、雲取山に連なる山々が一望できます。
峠からは風張林道を下ります。
激坂で知られる林道でフラットバーでも前傾が苦しく感じるほど。ドロップバーだと楽しさが半減しそうな勾配です。
上る時は長く感じますが下りだとあっという間。しかし冒頭にも書きましたが気温がぐんぐん下がって寒い寒い。
日もだいぶ傾いてきて桧原地区は山の陰に入ってしまい薄暗い。
五日市に出ると空が広くなって、日は暮れましたがまだ明るさがありました。
高尾までの丘陵地帯のアップダウンを経て帰途につきました。
その他の写真
https://goo.gl/JJwJbt
走行距離 163km
06:55 出発
12:15 長作(昼食)
13:10 鶴峠
15:05 風張峠
19:10 帰宅