お気に入りの場所で昼食とお昼寝。そんなツーリングがあってもいいですよね。
急な九十九折れに点在する集落。開拓した土地は日当たりもよく眺めも絶景です。
その集落の中心には大きな桜の木と手作りの小さなベンチ。
トンビは足元より下の谷を飛び、時折聞こえるウグイスの声は春先でまだぎこちない。
以前奥武蔵グリーンラインから下る途中に見つけたその場所へ、今回は下から上ることにしました。
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=e63f3ab843af34846d52e1e9f4a3cdc
福生から青梅まで、今回は旧奥多摩街道へ入りました。
新奥多摩街道は道幅が広く路側帯も必要十分なのですが、見るポイントも特にありません。
高校生時分の冬休み、ぶとぼそ氏他数名で秩父からぶどう峠を越えるツーリングへ行ったときに走って以来です。
やはり旧道というだけあって所々に赴きのある風景がありました。
赤信号で止まってふと横へ視線を送ると、なんとも懐かしさを感じる古びた商店がありました。
きっと数年前までは、この店先で子供たちが駄菓子を買い、たわいも無いオモチャで遊んでいたことでしょう。
青梅から小さな峠を幾つか越えて名栗へ。
暖かくなるとロードバイクに乗るサイクリストの多いこと多いこと。皆さんトレーニングに励んでいます。今まで冬の間はどうしていたのかと思ってしまいます。
暗がりの天目指峠を越えてR299を少し下って左折。
小さな川に沿って点在する集落を辿ってしばらくすると八徳(やっとこ)への分岐。
集落が一旦とだえ、再び現われた集落が八徳の麓。ここから急坂の九十九折れが始まります。
辺りに注意して進むと左手に赴きのある砂利道があり、その脇には八徳地蔵が奉られていました。
集落内部の道は今でもこんな砂利道が残っています。
そして今日のお目当ての場所に到着。運良く独り占めできました。
今日のおかずは焼きサバ。
お腹が満たされた後はもちろんお昼寝です。至福〜♪
時間が押してきていたので、名残惜しくも集落を後にしました。
帰途は北風特急に乗って快走しました。
その他の写真
https://picasaweb.google.com/102022339073463920028/20120325
走行距離:157km
07:50 出発
11:20 名栗
13:20 八徳
16:30 飯能
19:20 帰宅