雰囲気の良い峠は、標高の高さや山深さに関わらず、行き交う人々がいるか、という点が重要だと思います。
今日訪れた大窪峠は、かつては児童が小学校へ通ったり、高山不動尊への参拝に使われたようです。今は奥武蔵から下山してきた人が駅へ向かうショートカットとして歩くことが多いようです。
場所はルートラボを参照ください。地形図にも記載がないので (^^;
細長い尾根を乗っ越すルートは峠らしい。標高は低く山里からわずかに数百メートルくらいなのですが、趣があり僕の中ではベスト5に入りそうです。
尾根伝いに道がついていないというのも高ポイントの要素です。即ち道は峠を越えるためだけにあるということですから。
大窪峠を楽しんだ後は高山不動尊へ向かう道から奥武蔵グリーンラインへ上りました。
飯能へ下るルートは幾つもあるのは、ここを走ったことのある人にはご承知の通り。
今回は、ふと立ち止まった所で目についた 「井上地区入口」 の看板に吸い寄せられました。○○地区というと小さな集落を指す場合が多いです。
その入口は人が一人歩ける細い道。とても魅力的な入口。持参した地図を見ると破線で載っています。ということで、プチ山道下り。
井上地区はR299沿いにある小さな集落。ここから顔振峠まで物資を運んだ生活道だったようです。
地域のボランティアで近年整備され、道中には迷うことの無いように数百メートルおきに標識が立っていました。下草も刈られていて勾配の緩い個所は走りやすかったです。
奥武蔵までは結構距離がありますが、こうしたお気に入りの場所を目当てに走るのも楽しいものです (^^)
ルート
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=2d394276c783b9de613dc9989756dc3
その他の写真
https://picasaweb.google.com/102022339073463920028/20111010
走行距離: 149.54km
タイム
07:05 出発
09:40 吹上峠
10:11 名栗
11:28 天目指峠
12:24 大窪峠
14:10 顔振峠
18:30 帰宅