幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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御林峠 パスハンティング

先週の信州トリップで期待以上の風景を堪能できたので、その後はなんだか脱力感が…
しかしこの新緑の季節には行っておきたい場所があります。
上野原北部の墓村と和見を結ぶ御林峠です。
最近の紅葉シーズンと新緑シーズンの定番コースになっています。

ルート
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=46d9668d45b35087ad8ee4390af7bfe3

村外れからの峠道は古くからある道で、かつては馬の往来もあった古道です。
上り口には地蔵塔、坂の途中には馬頭観音、峠には石の道標があり、かつての古き時代を思わせます。
また、古道の多くは馬が通ったこともあり、階段ではなく九十九折れの道になっているのも趣があります。

下部は杉の植林帯ですが、峠付近は広葉樹の雑木林となっており、この季節は新緑の淡い色に癒されます。
峠は小広くなっていて休憩するにもよいところです。
今回は携帯コンロでいつものパスタで昼食にしました。
そしてまた忘れ物が (^^;

今回はお宝はありませんでしたが、上りの中間部で本道から外れた本来の古道を再発見したのが収穫でした。
下部の九十九折れが一段落するあたりで、斜面を直線的に上るようになるのですが、どうも不自然な気がしていたのです。
改めて回りを良く見ると、枯れ枝で塞がれた先に古道の九十九折れが続いていました。
かつて馬が通った道は深く掘れており年月が経っても消えることはなく、枝や倒木は多いですが道自体は明瞭なものでした。
ただ、上部で現在の道と合流する地点は平坦ぎみのため不明瞭ではありました。逆に辿る場合は分からないでしょう。

昼食中、上からMTBの二人組みが下ってきました。
聞くと同じように墓村から入ったそうですが、御林峠への入口がわからずに、倒木の多い登山道を経てもう少し上部へ出たとのこと。
墓村の入口はちょっと分かり難いんですよね。説明したらなんとなく理解できたようです。

峠を後にしてお楽しみの和見集落へ。
峠からはかつて植林のために引いたと思われる林道になっているのですが、前半部は植林は放置され、道も荒廃しています。
崩れ気味の個所もあり自転車を押してのんびり歩きました。

和見の入口は、斜面に点在する集落を見渡せるお気に入りポイント。
新緑のこの季節にここからの写真を撮りたかったんです。去年も撮ったんですけどね
(^^;
満足できたので今日は少し早いですが真っ直ぐ家へ帰ることにしました。

他の写真はこちら

http://www.flickr.com/photos/54921164@N05/sets/72157626673310512/detail/


走行距離: 115.74km

タイム
07:14 出発
10:14 用竹
10:43 墓村
11:37 御林峠
13:05 和見
16:40 帰宅