太くなったリムとタイヤはどうなのか。実走です。空気圧は前を少し下げて3.2気圧、後ろは今までと同じ2.4気圧にしました。
歩道から車道へ入って直ぐに変化を感じ取れました。マイルドです!
路側の少し荒れた舗装をコトコトとうまく吸収しているのが分かります。縁石と舗装のつなぎ目の小さな段差の不安も少なくなりました。
先週は少しポタリングだけで感じ取ることはできませんでしたが、やはり普段と同じ気持ちになると違いが分かりますね。
上から見るタイヤは以前の細いリムと比べると潰れ感が少ない気がします。でもマイルド。歩道へ上がる時の段差はちょっと不安になりました。少し空気圧が低すぎるかな。後ろはもう少し下げても良さそう。
コーナーリングはタイヤを太くした皆さんが言うように安定感が増しました。グリップが良くなったことで今まで以上に車体を倒せます。
一つだけ不安だったことは、タイヤがリムから外れるんじゃないかな? ということ。これも今回走ってみてその不安は無くなりました。
WTBリムのビードフックはSUNXCDに比べて小さいんです。ビードはタイヤを保持する役目があると言われてきましたが、最近ではフックレスのリムが主流になってきています。これはカーボンはフックが作り難いことと、フックレスの方がタイヤが太くなるからです。タイヤがフックレスリムに対応するかどうかはタイヤメーカー次第。グランボアは対応していません。
グランボアのビード断面は三角形でビードの内側へのフィット感が今一つ。
WTBリムのビードは小さめですが三角形が上手くフィットしそうです。それとビードを保持するにはチューブがあった方が良いそうです。チューブレスとフックレスの組み合わせが一番保持力が弱い。そのためETRTOでリム内幅とタイヤ幅の許容値が設定されいるんです。それともう一つ、空気圧が低いほどタイヤがビードから外れ易くなります。
そんなタイヤの感触を楽しみながら久しぶりに大地峠へ行ってきました。
ルート 距離126.8km △1,796m
クリックするとRWGPSでZoomできるようになります。
相模湖を過ぎて日連神社。そう言えばここにも大きなイチョウがあったんでした。イチョウは神社の横にあることが多いです。年に一度、境内を黄金色(黄色)に染めます。神社は子宮を模しているそうです。参道は赤ちゃんが通ってこの世に生まれて来る道。鳥居はチョメチョメ。鳥居の銘板はこれもチョメチョメ。ではこのイチョウの葉にはどういった意味が込められているのでしょうね。
秋山川を渡って上り坂の途中のカーブ、ここは林道のよくある九十九折と違ってまっとうなカーブです。勾配はカーブの前後のみ、カーブでは勾配を緩く設計してあります。なぜって、曲がる時に勾配が急だと危険ですから。
気持ち良く曲がると再び急坂。そこを上り終えると駐車する車があるので要注意です。その人達のお目当ては自家焙煎のコーヒーグダンコーヒー豆店。古い郵便局のようなチェレステカラーの建物は古民家でしょうか。今日はコーヒーの香ばしい匂いがしていました。ネットを見たらテイクアウトもあるそうなので、今度立ち寄ってみようかな。
名倉から上野原へ下ると、運動場の駐車場は一杯で人がうろうろしています。でも催し物がある感じではありませんでした???
この辺りからディスクローターに違和感が。後ろのブレーキを掛けるとブーンとか、カラカラカラとか。パッドがディスク面を擦る音や振動があります。パッドの当たり方が上手くなかったのかも と思い、停まってブレーキ本体のボルトを一旦緩めて調整しました。しかし、その後もブーンブーンと振動があります。前はそうでもないんですが…
激坂を上ってR20に出て、再び激坂の旧道へ入ります。上り終えると長い直線の集落があります。こうした直線はかつて宿場だった所に多いですが、ここはどうなんでしょう。旧甲州街道とは離れていますし。
再びR20に入るとランナーがちらほら。でも直ぐにUターンしていきました。そして狭い空き地に人だかり。なるほど、これは駅伝の中継地ですね。どうりでお巡りさんをよく見かけるわけだ。
四方津の手前で細~い道を下って線路を越えて下へ降りました。集落伝いに続く細道です。
千足への分岐。ムカデは百足、では千足は? 大量のムカデということでしょうか。
ここへ自転車を立てかけて写真を撮りたいんですが、最近は軽自動車が留めてあることが多く、こんな写真ばかりです。
対向車が来たら後戻りが大変な道。こんな道が大好きです。
四方津のシンボル。ぶとぼそ氏はわざわざ訪問しています (^^;
四方津からは右岸へ渡って更に細道が続きます。
風見鶏は機能していました。今日は気温が低くて風もあって寒いです。
ここは大地峠への登山口、何度か下ってきたことがあります。パスハンには適した道で途中に馬頭観音もあって楽しめます。
最近はパッと明るいカエデに出会えるチャンスがありません。ここも今一つ。
R20のある左岸とは違って静かな集落が続きます。でも上り下りが多くて急坂なので時間は掛かります。
12時頃にようやく林道の入り口に付きました。ここは寺下峠の登山口。以前下りましたがもう懲り懲り。
林道は冒頭でアップダウンがありますが、その後は急坂が続くようになります。核心部の辺りは小石が散乱しているで、それを言い訳に押して上ります。
日陰から日当たりが良くなると展望が開け、正面奥に右手に権現山の尾根。左手は扇山。その奥は小金沢連嶺です。
あの窪みは湯ノ川峠です。僕が行った時は倒木や崩れた個所が多く苦労しました。shiokameさんが先日トライしたそうですが、藪が深くなっていて断念したそうです。
勾配が緩くなってきたところで再び乗って上りました。ピークを過ぎると登山道が交差しています。前回来た2年前にも迂回路の案内がありましたが、まだそのままのようです。
少し下って上り返しがあり大地峠トンネル。大きな峰を越えたので丹沢方面が展望できるようになります。
あれ? ここもトンネルの銘板がありません。前回は向こう側が無く、こちら側にはあったのに。むむ、もしやこれは最近各地で発生している金属盗難か。いや きっとそうでしょう。左下の銘板も無くなっています。銅、アルミニウム、真鍮、青銅などの非鉄金属を狙うらしい。
トンネルを抜けると向こう側に林道が伸びているのが見えます。あの向こうは道志。
よく見ると上部にも法面が見えました。左の窪みは林道の切り通しですから、開通まであと数十メートルといった感じでしょうか。
日当たりがいい道路の端で昼食にしました。今日はクラムチャウダー、さっき調べたら前回もこれでした (^^:
温まる間にもう一つ。ちいかわ~♪ 今セブンでコラボしています。
クラムチャウダーにはサケおにぎりを入れました。海苔は剥がしてパリパリ食べます。海苔だけを食べる人は少ないそうですが、僕は好きです。
ぐつぐつしてベムベラベロっぽくなってきたところで火を止めました。
冬の陽だまりでの暖かい食べ物は落ち着きますね。愛車を眺めながらというのもイイ。
下りは太くなったタイヤの感触で楽しさアップ。でもブレーキのブーンブーンは収まりません。カンパ~、頼むよ~。
何か飲みたい。ハッピードリンクショップでお汁粉にしました。これ結構あづきが多かったです。
奥牧野からは綱子へ向かいました。
舟久保から眺める谷の景色も好きです。外国人が長らく建てていた家は完成したようですね。違和感が無く好感がもてます。
2019年台風で土石流が発生した現場は今も当時の跡のままで、急斜面が大きなⅤ字型に削られています。ここまでくると綱子は直ぐそこ。
ここのモミジも少し時期が遅いですね。雲が多くなって寒さが増してきました。
こちらは神社横にあるイチョウの落ち葉でびっしり。ギンナンを拾って臭くなったのを思い出します。美味しくいただきましたけどね。
橋の横から旧道の先。古い橋を登ったところに集会場が見えます。
上りに差し掛かると、ここにも小さなイチョウがありました。暗がりですが落ち葉が周囲を明るくしてくれます。
菅井から下りになって伏馬田の手前、左コーナーの後にありました。パッと明るいカエデです! 日差しの内側から見るカエデが見事です。
落ち葉掃きしている女性がいたので「綺麗ですね!」と声を掛けると、「そうでしょう向こう側の道路から見ると凄く綺麗なの」と喜んた声で返ってきました。
青野原の諏訪神社にもありました。キツネの尻尾のようなふさふさな感じのイチョウです。
風下側にはたんまりと落ち葉がありました。
日が傾くと寒さが厳しくなります。走っている時はいいんですが、休憩して走り出すと汗が冷えて寒いです。下りでも漕いで漕いで。
日が暮れると事故が多く発生する時間帯なので要注意。ライトは対向車に眩しくないように点滅から点灯に変えましたが、右折車に突っ込まれそうになりました。危ない危ない。気遣いよりも身の安全を優先した方が良いようです。
リヤブレーキのブーンブーンは直らず、来週は当たり面を調整しなくちゃ。
07:36 出発
10:08 日連神社
11:22 四方津
11:50 林道入口
13:11 大地峠
15:13 綱子
18:16 帰宅