幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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タイヤの接地面と空気容量

リムを太くしたことで、タイヤ幅は太くなり、空気容量は10%増えました。これによる接地面積を改めて図にしてみました。

左:SUNXCD リム 右:WTB KOM LIGHT i25 リム


「加重同じなら面積は同じ」なので、双方の面積を 19.6 ㎠ にした時の接地面の寸法です。
縦方向は狭くなりましたが、横方向は広がります。
潰れ具合に余裕がありますので空気圧を下げることができます。

空気圧を下げた時のメリット。
・接地面積が広がります。
・加速時に滑り難くなります(激坂上り、発進)。
・減速時に滑り難くなります(急停止)。
・コーナーで滑り難くなります。
・路面の凸を吸収し易くなります。
・乗り心地が軟らかくなります。

デメリットは見つかりません。タイヤとチューブは同じなので重量差はありません。リムは軽量になりました。


キーポイントは 空気容量 です。
今後リムメーカーは空気容量を増やす形状に進化していくかもしれません。これまでリムはエアロダイナミクスや剛性を謳うパーツで、走行性能は主にタイヤの役目でした。しかしリムの内部設計次第で空気容量を増やすことができます。リム内部のダブルウォール部分を空気のリザーバータンクとして扱うことで、ショックアブソーバーの機能を持たせることも可能でしょう。