幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

幅員5.5m未満をゆく

記事の検索  | 最近のコメント  | この記事のコメント 
記事の一覧  | カテゴリー  | 月別アーカイブ  | 過去記事一覧 |  

雛鶴峠-鈴懸峠-犬目

土日月、三連休の土曜は夜にぶとぼそ氏とSSK氏と新年会でした。居酒屋は長津田駅の近くにある料理が美味しいお店に決めました。実は年末に職場の同僚と町田で飲んだ時はお店の選定を誤り、稀に見る不味い店でトラウマになりそうなほど。なので早いところ美味しいお店で飲み直して忘れたかったんです。二人も料理の美味しさは同意してくれ、お酒も進んで楽しい新年会になりました。

飲んだ翌日の日曜は二日酔いにはなりませんでしたがサイクリングへ出かける気分ではなかったので仕事へ。実は土曜も仕事をしてから忘年会へ向かったので、三連休で休んだのは一日だけです。そして月曜、晴れ渡った青空の下、雛鶴峠へ向かいました。

ルート 距離145.9m △2,118m
クリックするとRWGPSでZoomできるようになります。


月曜の天気予報では最高気温が10℃を下回っていたんですが、厚手のグローブまでは必要ないだろうと中厚手のグローブでスタートしました。これが甘かった。出だしの町田街道は問題ありませんでしたが、津久井湖付近で急激に気温が下がって手の感覚が無くなり、中野まで行ったところで停車して手を温めました。グローブを外してニッカーのポケットへ手を入れて、お股に近い柔らかいところにあてて感覚が戻るまでじっと我慢。5分くらいで復活しました。

さて、いつも雛鶴峠へ向かう時には相模湖の南岸から唐辛子三差路、藤野やまなみ温泉を通って奥牧野へ出るルートですが、今回は藤野から入ることにしました。
相模湖ICを過ぎてから日連へ渡り、秋山川出合いから遡上しようと思っていたんですが、もしかしたらここから名倉へ出た方が近いかも、と思い直してルートを変更しました。

この道は久しぶりです。芸術家のモニュメントをいくつか眺めながら坂を上っていきます。
こんなのとか、


こんなのとか、


意味が良く分かりませんが…


雑木林は葉が落ちてすっかり冬の様子になりましたね。


突き当たったT字路を左折していくと何時も横目で見る馬頭観音に鏡餅が供えてありました。小っちゃ。


天神峠で〇シッコして下ります。


下りにかかって直ぐのカーブは意外と見晴らしがいいところ。


空を仰ぐと小型の猛禽類が風に乗っていました。


奥牧野に到着して小休止。翌日ここまでの距離を地図で確認したら、数キロこちらの方が長く、坂はほぼ同じでした。気分次第でどちらを選択してもよさそうです。


途中で買ってきたおにぎりとコーンスープを補給しました。お昼まではまだ時間がありますからね。商店の下へ降りて広々した眺めを見ながら食べました。


三連休ではありますが月曜なので仕事の人も多いかな? と思いましたが、ここまで車もオートバイも少なくてのんびり走れました。サイクリストは若者ロード二人組に抜かれました。挨拶の週間が無い二人でしたが、その後、折り返して下ってきた時には視線を送ってくれたのでヨシとしよう。

その後は峠直前で中年ロード二人組。歳相応で若者よりペースが遅く、後続の一人には抜かれましたが抜き返しました。ペースアップして先行の一人にも差を詰めましたが追いつけず、脚の疲労だけが残りました。


ダーっとくだって何時もの神社で休憩。ご近所の人らしい女性が娘をだっこして歩いて来て「こんにちは~」。女の子は人見知りらしく目が合うとあっちを向いてしまいました。


次ぐ鈴懸峠はこちらからの方が勾配が緩く道も明るいので好きです。歩くほどの速度で上っていると「コッコッコッコッ」と鳴き声がして左手を向くと烏骨鶏が放し飼いされていました。ゆるいネットは道路側だけのようでしたが、逃げないんですね。猫や猛禽類にやられそうですが。


ここから富士山が見えるといい写真になりそうなんですが、峠まで木々の間から見える程度です。


鈴懸峠(鈴ヶ音峠)に到着。ここでも○シッコして下りへ。


猿橋まで気持ちいいダウンヒルを楽しみ、今日のお目当ての食堂へ行くも、休みでした。スマホで調べたら鳥沢に大衆食堂があるのを見つけました。以前立ち寄った時はやっていなかったのであてにしていませんでしたが、今日はちゃんとやっていました。


夜は居酒屋なんでしょうね。瓶買いのお酒がたくさん並んでいました。


今日は煮カツ丼にしました。味噌汁とお漬物三種付き。味の染みたカツとご飯を美味しくいただきました♪


いつもは鈴懸峠を下ってくると既に身体は満足していて、そのままR20で帰途につくんですが、久しぶりに鳥沢から犬目宿へ上りました。


逆ルートとは時間が異なるので日差しの角度も変わります。


上部のヘアピンカーブまでは直線的な急勾配が続きますが、思っていたほど長くはなく、一つの撮影ポイントを過ぎると次が直ぐに控えているという具合で順調に上れました。脚の疲労も昼食後は復活。


トトロはだいぶ草臥れてしまいました。虫の息という感じ。


真逆光ですがなんとか富士山が写りました。


ヘアピンカーブの後もしばらく上りがあり、君恋温泉があった付近から下りになります。犬目宿はいつもひっそりしています。


定点撮影ポイントのカーブミラーは背面から。


展望ポイントは快晴の空が広い広い。


向かいの山肌に見える大地峠へ続く林道です。遠目には崩落しているように見えましたが、写真を撮って拡大すると影の影響でそう見えただけみたいです。2度ほど上りましたが面白味に欠けるので、次は峠から古道の山道を下りたい。乗車率が高いので軽い山道下りが楽しめます。


野田尻宿は日陰と日向のコントラストが強かったです。珍しく隣の交番にはお巡りさんがいたようで声が聞こえてきました。


いつもと逆ルートにしたならばここを通らないと損です。
そうです、中央高速道路!「長い下り坂…」


「この先 急カーブ」? 自転車のスピードでは急カーブでも何でもないです。


冬は日が傾くのが早いですね。鶴川宿は全て日影でした。


R20に出て帰途につきますが、途中旧道へ入ってウルトラマンを左下から眺めました。よくみるとスペシウム光線のポーズがちょっと違うような…


日向が急速に無くなっていきます。じっとしていると動きが見える、いや、見えません。


日中も点滅させているライトを点灯へ切り替え、サブライトの方を点滅させて帰途につきました。

07:33 出発
10:41 奥牧野
11:54 雛鶴峠
13:30 鳥沢 
14:52 犬目宿
15:23 鶴川宿
18:17 帰宅