土曜はぶとぼそ氏宅で忘年会でした。基本は自転車の話しが多いですが、友達のことや仕事のこと、その他もろもろ。ビール3缶+ノンアル1缶。日曜のサイクリングを想定して少しセーブしました (^^;
今回も帰りにケルビムへ寄ることを考えて細道でののんびりは控え、でもそこそこ距離は走りたかったのでコントロールしました。
ルート 136km △2,100m
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前日の土曜の暖かさ、というか暑さ、に騙されないように気をつけてウェアを選びました。新聞の予報最高気温は16℃。これなら薄手フリース+ウィンドブレーカーで大丈夫でしょう。
自宅付近の紅葉も終わり近くなり、これからは落ち葉の季節ですね。高尾の手前にある町田街道の旧道へ入ると道幅が狭くなるくらいに積もっていました。
走り出しでは風は気になりませんでしたが、郊外になると風が強まってきました。冬場は海に近い方が風が強く、山が近くなると風が弱まるんですが、この日は逆でした。土曜の高い気温から変化した影響でしょうね。
美山通りの坂はギリギリ5速のところ4速にしておきました。前日の飲みでフルパワーは控えておこうかな、と。
山の辺方面の分岐、今回は時間優先で右の車道を選びました。
小峰峠も新トンネルを抜けて五日市へ。ミカンの脇にクルミが50gで200円だそうです。並べてある様を見ると、まだ買った人はいない模様。
五日市も左岸ののんびりルートへはいかず檜原街道を行きます。冬になったのでオートバイやマイカー、ロードバイクも少なめ。
役場のT字路を右折して時坂峠への道を別けた近くにある石碑がついに、こんなになってしまいました。斜めにひび割れていながらもくっついていたんですが…
後ろに転がっていたので元通りにしておきましたが、この先どうなることか。
檜原村界隈。地形に沿ってうねうねした道に飽きてきます。以前入った集落内の脇道へ入るも、直ぐに広い道へ吸収されてしまいます。
以前から飽きる道だなぁってお思っていましたが、今回は嫌気に変わってしまいました。今後どうしたものか。
藤倉の自販機でコーヒータイムの後、トイレへ寄って藤原峠へ向かいました。
山方面では広葉樹が完全に葉を落として冬の様子に変わっていました。空は快晴なので日影とのコントラストが眩しく感じます。ウェアの選択は具合よく、ウィンドブレーカーを着たままで丁度いいです。脇のベンチレーターを開け、袖口のベルクロを開け閉めして調整しながら走ります。
沢沿いの急坂をじりじり登っていきます。一人、猟師さんが銃を持って沢を渡っていました。こちらへ追われてきた獲物を捕らえるのでしょう。
大物クラブから犬の鳴き声が聞こえたので、大物狙いではないようです。
林道入口で小休止してから尚も続く急坂を進みます。ボトルの水を半分飲み、半分足します。冬なのでヤゴの心配はいりません。
林道入口で沢の主脈沿いから支脈沿いへ変わり、それを跨ぐと斜面伝いになって勾配が緩くなります。
最後はほぼ平坦になり、左下の谷を挟んだ向こうに風張林道へ続く道を眺めながら藤原峠に到着。
風は相変わらず強めで時折りゴーって頭上で渦巻いています。
その風を避けてこちらの道端へ腰かけて昼食にしました。
以前、醍醐林道のピークで昼食の火を消した後に、強烈な風が舞って落ち葉だらけになったことがあります。火が点いていたらと思うとぞっとする事態でしたので、今回は両脚の間に火器を置いて落ち葉が寄り付かない形にしました。
峠の下りは道が悪いのと幅が狭いので快適ではありませんが、奥多摩周遊道路へ出てからは快適なダウンヒルです。初っ端に遅いバスの背後に付いてしまい、停止して時間をおくかどうしようか思いましたが、少し先の温泉で降りる人がいるだろうと予測しました。案の定 停車したのであっさり抜かすことができました。
下りの途中で点滅ライトのバッテリーが切れたので、甲武トンネルへの三差路で停まってバッテリーを交換していると、先ほのバスがブロロロロ~っと下って行きました。
甲武トンネルの上りは勾配が緩く2速でOKです。距離も短いので車やオートバイが少ない冬は余裕があります。
下りの途中にある東屋へ寄ると、雲が少しありましたが狙い通り富士山が見えていました。
棡原を望む休憩ポイント。さっき昼食をとったばかりなので、残りの菓子パンを食べるお腹の余裕はなく、牛舎の前に腰掛けて10分ほどまったりして再スタート。
ここを下って行けば上野原は直ぐです。その後の相模湖、城山、町田街道と時間の計算ができますので、ケルビム到着に余裕があることを確認しました。
三ヶ木の集落内を走っているとLINEで親族の訃報が届きました。ここしばらく入院していたんですが、様態が悪化してしまったようでした。合唱。
帰宅後に向かうとして今はどうしようもないし、急いでも仕方ないので予定通りケルビムへ立ち寄りました。
入るとリヤフェンダーを取り付けている最中でした。う~ん、やっぱりフェンダーがあると引き締まりますね。
ただ、ステーが指定した太い方ではなく細い方になっていたので修正を指示しました。小物もちゃんと太い用と細い用を用意してあります。ステーのU字部分、フェンダーの当たり面にぴったり隙間なく密着、これはバッチリ出来ていました。
泥除け愛好家の多くはダルマ止め具でステーを浮かすことが好まれるようですが、僕は真逆です。そして短い。前傾自転車の泥除けとは美的観点が異なりますし、エアロダイナミック効果も兼ねています。
キャリヤは重い荷物がフレームへ加重しないように、ハブ軸の真上に位置させ、且つディスクブレーキに干渉しない設計です。メッキしますので細いクロモリチューブがピッカピカに仕上げられていました。
メインチューブ、股の部分の細い補強チューブは如何ともしがたいですが、座って見るとフレームの沈み込みが少なくなっていて、明らかに強度アップしていました。ブレーキングでのノーズダイブも少しは改善されるでしょう。
後は最終仕上げをして図面とのチェックまでを年内に予定しているとのこと。塗装もケルビム社内で行いますが、これは他のフレームの状況とも合わせることになります。
さぁ、いよいよ秒読み。来年はCHERUBIMリカンベント誕生の年になります!
と、ここまで手短かに15分程度に留めて帰宅を急ぎました。
07:31 出発
11:32 藤倉
12:43 藤原峠
14:06 甲武トンネル
17:00 ケルビム
17:52 帰宅